すね毛処理を処理すれば空気抵抗がなんと7%減
すね毛のことを聞かれて、困ったことはありませんか?
ロードバイクにのる多くの方々が暗黙の了解で実施しているすね毛処理であるが、「どうして、そんなことするの?」という素直な問いに対して答えにくい場面はありませんでしたか?
昔、管理人も職場の仲間たちとキャンプにいったとき、短パンから見えたツルツル脚をみた先輩から、「その脚どうしたん?」と聞かれて答えに窮した経験があります。
なかなか一般の方々に対して、すね毛処理を正当化できるいい答えは見つかりません。
「マッサージしやすいから」とか「落車したときの治療のためには毛がないほうがいい」とか、色々と言い訳をならべてみたりしましたが、いまひとつ伝わりませんね。
すね毛処理には意味がある、その驚愕の効果!
すね毛を処理すると、空気抵抗が7%も削減されるとの研究結果が報告されています。
The curious case of the cyclist’s unshaven legs
実際に7%がどれくらい凄いのかイメージするため、他の空気抵抗削減策を並べてみました。
・エアロスーツ:8%削減
・すね毛処理:7%削減
・ポジションを最適化:5%削減
・エアロヘルメット:3%削減
「まじで?」と思わず声を漏らしてしまうような結果です。
すね毛処理による効果は7%削減(おそよ15ワットに相当)は、1時間の40kmTTで79秒ものタイム短縮に相当するとのこと。
これを見ると「まじか?」と思わず声を漏らしてしまいます。
これが真実だとすると、いままで高級ホイールやコンポーネントに投資するよりも、すね毛処理に投資したほうが効果が出ていたということになりますね。
永遠の課題:ロードバイクとすね毛処理
ホイールのスポーク数減と似た効果?
リムハイトを高くするとスポークの本数が減り、空気をかき混ぜることによって発生する空気抵抗を低減できるため、速く走ることができるのは有名な理屈です。
すね毛の場合も同じような効果なんでしょうね、きっと。
実際に自転車を漕ぐ際には脚をひっきりなしに動かし続けるわけですから、すね毛の存在が脚の周りの空気をかき乱すことは理にかなっている(ような気がします)。
すね毛有無の効果を実際に体感することは可能か?
上記研究によると非常にお手軽で高いパフォーマンスを発揮できるチューニングですが、実際に体感された方はいらっしゃるでしょうか?
管理人もシーズンになるとすね毛処理を行いますが、実際には処理する時間がとれずに後回しにしてボーボーの脚で走っていることもあります。しかし処理後のビフォーアフターについては、なかなか実感できません。
7%もあるのであれば十分に体感できるのではないかと思うのですがね・・・・。
ケイデンスが足りないため実感できないのか、研究の被験者のすね毛がものすごいものなのか、謎は深まるばかりです。
まとめ(管理人の私見)
すね毛、すね毛と連発してしまいましたが、上記研究は現実だとすると処置しない手はありません。しかし上記で述べたように少なくとも管理人は体感できませんでした。
でも、それでもいいのです、少なくとも”すね毛処理の大儀名分”が出来たわけですから!
みなさんも恥ずかしがらずに”すね毛処理”にチャレンジしましょうw
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。