ロードバイク初心者がやりがちな間違った乗り方

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ロードバイクをこれから始める初心者の方々へ

ロードバイクに乗り始め、いわゆる初心者の時は、ロードバイクのトラブル対応などまだまだ知らないことが多いので、結構無謀なこともやってしまいがちです。後になれば笑い話なんですけど、深刻な問題もあります。

今回はロードバイクをこれから始めようと考えている初心者の方々に、私の失敗談や周囲の方々が陥った、やってしまいがちなロードバイクの間違った乗り方・扱い方を紹介します。

つまらないことが原因でロードバイク嫌いになるのも勿体ないですので、本当の初心者の方々はご一読ください。

ロードバイク初心者の間違った乗り方事例

仏式(フレンチバルブ)の使い方が分からないまま乗ってしまう

ロードバイクのバルブは基本的には仏式バルブ(フレンチバルブ)です。 ママチャリなんかに使用されている英式とは構造が異なります。

空気を入れるためにネジを緩めるところまでは、どなたでも理解できそうですが、コア芯を押して、空気の通り道をつくってあげないといけないのです、

バルブを緩めるだけでは、どんなに頑張っても空気は入りません。コア芯を押せば、プシュっと音がしますので、必ず実施してください。

またネジの締め方ですが、指で軽く締めるだけでOK!

仏式バルブは高圧でも空気が抜けない設計のため、通常の状態で弁が押し付けられたため、空気は抜けません。緩みが不安でついつい締めたくなる気持ちも分りますが、ネジを締めて空気を抜けないようにしているわけではないので、繰り返し言いますが指で軽く締めるだけでOKです。

ましてやペンチなんかできつく締めたりした日には悲惨です。バルブが傷みますし出先で緩められなくなります。

乗る前の空気圧管理に携帯用インフレーターを使用する

インフレーターとフロアポンプは使い分けましょう。

インフレーターは出先のパンクトラブル等に使用する携帯用空気入れのことです。空気入れは一本あれば大丈夫とばかりに、自宅で行う空気圧管理にインフレーターを使ってはいけません。

もちろん、空気圧管理ができない訳ではありませんが、もともとはパンク等の非常時に使用するものですので、それほど耐久性はありません。ロードバイクは高い空気圧まで空気を注入する必要がありますので、インフレーターへの負荷も大きく、パッキン類がすぐにだめになってしまいます。

またピストンを動かすときにバルブを前後に動かしてしまいがちですので、バルブそのものを痛めるリスクもあります。曲がってしまったバルブは動きが悪くメンテナンスが面倒にもなりますので、要注意です。

管理人も乗り始めの時はなんでもインフレーターで処置していたので、あっという間にインフレーターがだめになりました。

以上、フロアポンプもきちんと準備して、自宅での管理にはきちんとフロアポンプを使用してください。

フロアポンプのポンプヘッドをヒラメに交換したりすると、使い勝手もよくなるし、道具に対する愛着も沸きますよ。

【おすすめの逸品】ヒラメ ポンプヘッド

日々の整備でチェーンにCRC-556を注油してしまう

初心者のときはチェーンの油がきになりますので、結構ナーバスの注油をしがち。チェーンの注油にはCRC5-56はやめましょう。

私もママチャリに乗る学生時代はよく5-56を使っていましたが、洗浄剤としては非常に優秀ですが、粘度が低い上に揮発性が高く、潤滑効果がすぐに落ちてしまうのです。ですので一般的には自転車チェーン用のオイルとしては不向きです。

自転車マンガの名作「シャカリキ」でユタ君が愛車に5-56を使用するシーンがありますが、あれはご愛嬌ですw。

チェーンのメンテナンスは奥が深いので、おいおい勉強していきましょう。

自転車チェーン清掃時のおすすめグッズ

レーサーパンツの下にパンツをはいたまま乗ってしまう

初心者の方にとって、ただでさえ抵抗のあるレーサーパンツですが、レーサーパンツは直にはくものであって、下着は必要ありません。

下着をはいた上にレーサーパンツを穿くと、またずれの原因になりますし、レーサーパンツの機能であるパッド部の寿命を大幅に縮めてしまいますので注意してください。レーサーパンツも消耗品とは言え、安くはありませんから。

関連するものでは「ビブショーツの下にレーサージャージを入れてしまう」ケースがあります。見た目がアマレスの選手みたいになるあれです。

「そんな奴いないよ~!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、管理人は実際にやってしまった方を見たことがあります。

ちょっと恥ずかしいですね。トイレとかは便利そうですけどw

補給食、水を持たずに乗ってしまう

ロードバイクは基本的に飲み食いしながら、走る変わったスポーツです。「あぁ喉が渇いたな~」、「お腹が空いたな~」という段階では既に手遅れだといわれています。喉の渇き、空腹感を感じる前にこまめに補給が基本です。

とくに自転車の練習の場合は郊外に出て行くことが多いので、下手するとコンビニも自動販売機が見つからない場合があります。

ですので、ボトルに飲み物(水かスポーツドリンク等)とコンパクトでカロリーの高い補給食を必ず携帯するようにしてください。管理人のおすすめの補給食はようかんです。

ロードバイクの補給食におすすめ、「井村屋のえいようかん」

脱水はみなさんイメージはしやすいかと思いますが、エネルギー面での枯渇も結構怖く、エネルギー補給を怠った際に発生するとハンガーノックという力が入らない状態になってしまいます。

管理人もかつてサイクルマラソンのイベントでハンガーノックになってしまったことがあります。ハンガーノックになると下り坂であってもハンドルをきちんと維持することも困難になります。それくらい力が入らない。

下り坂の途中ではヘタっている私に同じイベント参加者がカロリーメイトを投げてくれたので、それを食べてなんとかコースに復帰できました。

それ以来、ハンガーノックが恐ろしくて補給食は多めに持つようしております。

まとめ

以上、ある程度経験をつめば当然のことばかり書いておりますが、当たり前と思っていることほど、気づきにくいものです。

ロードバイクの乗り始めはなんとなく「照れ」もあるので、自転車文化を素直に受け止めにくいことも、原因のひとつかもしれませんね。

初心者の方が上記を参考にしていただき、経験者の方はそんなこともあったな・・と懐かしがっていただければ幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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