サドルは軽量化に対する費用対効果が抜群
ロードバイクに乗り始めると、誰もが必ずはまる自転車の軽量化、ロードバイク本体やパーツのスペックを確認する上でも重量という指標は欠かせません。
カスタマイズによって、軽さを体感することはもちろんですが、例え体感できるレベルでなくとも、「僅か数gであっても軽量化できた!」というコダワリが楽しいんですよね。
「ロードバイクにおけるたゆまない軽量化」はまさに趣味の極みといえるでしょう。
そんなロードバイク軽量マニアを心情を知ってか、プーリーやネジなどのスモールパーツに至るまで様々な軽量パーツが売られております。
でも軽量パーツって高いんですよね。
パーツを軽量化を極めると、併せて財布の軽量化もどんどん進むため、家庭を持つ40代のパパさんのお小遣い事情を考えると、より少ない費用で軽量化効果を上げられるように工夫する必要があります。
自転車の趣味に掛けられるお小遣いはいくら?
そんなお金の掛かる軽量化パーツのなかで、実はサドルは非常に安価に軽量化の恩恵に授かれるパーツなんです、しかも約100gもの軽量化を実現できるのです。
他のパーツで100g軽量化を図ろうとすると、何万円もの出費を伴いますが、サドルであれば一度飲みにいくのを我慢する程度の費用で、大きな軽量化効果が得られるのです。
軽量サドルといえばフルカーボン製
昔は軽量パーツといえば、チタンでしたが、昨今はカーボン製のパーツが随分安く買えるようになりました。自転車にフレームも以前はハイエンドのみカーボン製でしたが、最近ではエントリーグレードからカーボン製です。
カーボン市場の拡大と製造技術の進化によって、より安価にカーボン材料を取り扱えるようになったんですね。
そんな時流にのってか、フルカーボン製の軽量サドルが結構お買得価格で市場に出回っております。以前は軽量サドルといえば「レール部分がチタン製」ってのが売りだったんですがね。
時代は変わりました・・・。
ヒルクライム用途限定で更に軽さを実感
軽量サドルはクッション性がないのがほとんどですから、座り心地を求めてはいけません。
お尻の痛みは軽量化の代償として、喜びを感じてください。
サドルは重心位置よりも高い部位にあるので、自転車を左右に振るダンシングを多用するヒルクライムであれば、軽量化の効果をより実感できるはずです。
ヒルクライム用の決戦用ホイールならぬ決戦用サドルとしての使うのも楽しいかもしれません。
さらには意外と重量がかさむサドルバッグに入れた携行品の取り付け位置までメスを入れると、普段使いでも軽量サドルのメリットを最大限に発揮できるようになることでしょう。
100gアンダーの超軽量サドル
それでは管理人がチェックしている軽量サドルを紹介していきます。
アマゾンで購入できる公称100g未満の軽量サドルは以下の3つです
(※見るからに同じに見えるものもあったので、管理人の判断で省略させて頂きました)。
上記3種とも座面が薄くお尻が痛くなりそう、軽さという機能美を追求すると同じような形になってしまうのでしょう。
ブランド等のプリントがないシンプルな外観は軽量化のコダワリを感じさせ、かえってカッコよく見えます。また薄い座面によって視覚的にサドルが出ているように見えるため、バイクの見た目はかっこよくなります。
3000円程度の出費で100gの軽量化を実現可能
特筆すべき点は、上記の3種の軽量サドルは全て6000円以下であることです。
平均的なサドルの重量を200gとすると、安いものであれば3000円程度の出費で100gを削ることができるのです。
もっと軽いものはないのかと言うと、重量62gという、これまた信じられないような超軽量のサドルも存在するのですが、かなりの高額となっております。コストパフォーマンスという面では上記3製品の際立って優れているといえます。
クランクセットで例えるなら、105グレードをデュラエースグレードに交換しても50g程度の軽量化しかできないわけですから、軽量化に特化した費用対効果としては抜群です。
カーボンパーツならではのデリケートな取り扱いもありますが、それなりの道具立てをすればOKです。
軽量化を検討されている方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
その他、安価なカーボンハンドル、シートポストも紹介しておりますので、合せてお読みください。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。