竹製自転車「バンブーバイク」で社会貢献

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竹製自転車のザンバイクス「バンブーバイク」

アルミやスチールでなく、有機物で形成されたフレームといえばカーボンフレームが我々の常識ですが、竹で作られたロードバイクフレームがあることをご存知でしょうか?

パッと見たところ、かなり流麗なフォルムのため「本当に竹製なの?」と疑ってしまいますが、よく見るとトップチューブ、ダウンチューブ等にしっかりと節があります。

バンブーバイク

出典:http://cyclist.sanspo.com/146016

ヨーロッパや米国、台湾製ではありません、今回紹介する竹製フレームはザンビア製です。

竹製自転車の生産国ザンビアってどんな国?

ザンビアと聞いてみなさんどんなイメージをお持ちでしょうか?

正式名称はアフリカ南部の内陸部に位置し、世界三大瀑布のひとつ「ヴィクトリアの滝」を擁する大自然に恵まれた美しい国 ザンビア共和国。

しかし実態はアフリカでも“最貧国”のひとつで、人口の6割以上にあたる約700万人が1日1.25ドル以下(世界銀行が定める貧困ライン)で生活する貧困層となっております。

社会貢献性の強い自転車製造メーカー、ザンバイクス

今回紹介するフレームを製作するZAMBIKES COMPANY(ザンバイクス・カンパニー)は、二人のザンビア人と二人のアメリカ人によって設立され、ザンビアで圧倒的に不足していた“生きるための移動・運搬の手段”の自転車を、地元の人びとを雇用して生産・販売することで“人びとの生活を変える”ことを目的とする社会貢献性の強い自転車製造メーカーです。

ザンバイクスは5年間で100人以上の雇用を生み出し、病人や妊産婦などを安全に運搬する救急自転車1000台以上を生産・供給。2009年に供給された750台の救急自転車によって、2010年には5万人の命が救われたとのことです。

そんなザンバイクスは、企業運営をより安定し、永続的なものに育てることと、現地での雇用を拡大するために、地元で育つ“竹”を用いて開発した高品質な自転車フレームがバンブーバイクです。

竹素材を活かしたバンブーバイクの魅力

乗り心地は同じ有機物であるカーボンとにた振動吸収性に優れた快適な乗り味。がちがちなレースでなければ十分に使用できそうなレベルらしい。

ザンバイクスが世界中の自転車ファンにお届けするのは、地元ザンビアで生育した竹(バンブー)を用いた、本格的なロードバイクフレームです。竹は、その軽さと強靭さから、従来の金属にも代替しうる理想的な自転車のフレーム素材として、近年大きな注目を集めています。さらに、竹の持つ独特な「しなり」と優れた衝撃吸収性・振動減衰性は、でこぼこの多い路面や長距離のツーリングにおける疲労の蓄積を抑え、より快適な乗り心地を実現します。特に長距離ライドなどにおいては、竹フレームの自転車を用いることで疲労を抑え、パフォーマンスの低下を防ぐことでタイムが縮まるケースもみられるといいます。

出典:ZAMBIKES.COM

バンブーバイク

出典:http://cyclist.sanspo.com/146016

仕上げもなかなか美しく、所有欲が満たされそう。こんなバイクでイベントに出ると、かなりの人気者になれるのではないでしょうか?

バンブーバイクに乗ることよる社会貢献効果

価格はフレーム単体で16万円から、サイズオーダーをすると17万円とのこと。オーダーフレームとしてはリーズナブルな価格ですね。

しかしバンブーバイクの魅力はこれだけではありません!あなたが購入したバンブーバイクの売り上げが遠い地ザンビアの人々の生活を改善するのです。

「ザンバイクス バンブーバイク」は、環境への負荷の小さいサスティナブルな素材を用い、ザンビアに新たな雇用と生活改善のチャンスを生み出しながら生産される、次世代の、本当の意味で「人と地球にやさしい」自転車です。バンブーバイクの販売によってザンバイクスが得る利益は、職業訓練や更なる雇用の拡大、工場の増設等に再投資されます。「ザンバイクス バンブーバイク」の購入は、ザンバイクスで働く人々を助けるだけなく、ザンバイクス自転車の供給を通じて、ザンビアの人々の生活を改善し、命を救うことにもつながります。

出典:ZAMBIKES.COM

竹という自然素材を利用した、正に趣味のロードバイク

「乗って楽しい」、「見て楽しい」、「社会貢献もできる」と、三拍子そろったバンブーバイク、趣味としてロードバイクを楽しんでいる皆さんには、なかなか魅力的なバイクなんではないでしょうか?

興味にある方は下記サイトでオーダー可能です。

バンブーバイクのオーダーはこちら!

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

参考:http://www.zambikes.jp/index.php

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