シートポスト軽量化による費用対効果はかなり高い
本来はタイムを削るという目的に対する手段のひとつのロードバイクの軽量化ですが、手段そのものが目的になる趣味においては軽量化はひとつのステータスであることは事実です。
そんな趣味のロードバイク乗りの大好物であるカーボンパーツ、今回はシートポストのについて取り上げます。
サドルの軽量化と同じくロードバイクの上部に位置するため、数値重量以上に搭乗時の軽量化効果を実感しやすいパーツであり、費用対効果が高いパーツと言えます。
有名ブランドのカーボンシートポストはまだまだ高額
伝統的なダイヤモンドフレームには必須のシートポスト(※カーボンシートピラーとも言う)ですが、こちらはハンドルやサドルに比べて比較的初期からカーボン化が進んできたパーツです。形状的に加工が簡単なためかもしれませんね。
また組み付けそのものが簡単であること、体に直接接しないことから、自分の体に合わないなどという失敗がないことから、初心者にも交換しやすいパーツです。
しかしながら、有名ブランドにラインナップされる200gをきるような軽量カーボンシートポストは2万円前後くらいからの価格となっており、カーボンハンドルに比べて、抑え目な価格設定ではありますが、やはり高額な感はぬぐえません。
ブランドに依存しないカーボンシートポストの選択
では、どういう手段であれば、お手頃価格でカーボンシートポストをゲットできるのでしょうか?
その答えは「ブランドにこだわらないパーツ選び」です。
ブランドさえ気にしなければ、カーボンシートポストをビックリするくらい安価で購入可能なんです。
では、どれくらい安価であるかを検証するため、amazonで取り扱っているカーボンシートポストをみつくろってみました。
やぐらの形状が個性的で格好よく、いかにもカーボンの造形といった感じです。
これでお値段は5000円台、サイズも27.2mm、30.8mm、31.6mmとお持ちのフレームに合せて選択できまし、オフセット部分も角度も5度、20度と選択可能です。
サドルを後ろにずらしたい方は20度のモデルを選べばいいでしょう。
やぐら部分がスッキリしているので、サドル高さが同じでもピラーを出し気味に見えて見栄えも良さそうです。
続きまして、オーソドックスなやぐら形態のカーボンシートポストの紹介です。
超軽量 182g~210g フル カーボン 自転車 シートポスト
こちらは一本締めのやぐら構造となっており、気をてらったデザインではありませんが、いかにもカーボンであること主張するカーボン柄がキレイでいいですね。
お手頃カーボンパーツ選びで大幅に軽量化可能
上記2製品ともに重量は200g前後で5000~6000円にプライス、有名ブランドであればアルミシートポストしか選択できませんが、このようにブランドにこだわらなければリーズナブルな価格でカーボン三昧が楽しめます。
シートポストそのものはブランドロゴを主張するようなものでもありませんし、こういった無地も結構カッコいいと思います。
同じくブランドに拘らないパーツ選びで軽量サドルやハンドルも導入可能です。
これまで紹介したサドル、ハンドルと今回のシートポストの3点を購入したとして、2万円弱。
軽量化の効果は一概にはいえませんが、サドルで100g、ハンドルで50g、シートポストで50g軽量化できたとすると、合計200gの軽量化、g単価は100円以下と考えると自転車パーツの相場からすると破格です。
ブランドに拘れないパーツ選びや、人柱的な冒険も趣味の自転車いじりでは楽しさのひとつであると思います。是非、この機会にチャレンジしてみては?
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。