最軽量ホイール?、AXライトネスU24Tにみる軽量化への執念

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前後ペアでも790gを実現した驚愕のホイール

ロードバイク乗りの永遠のテーマである軽量化。

その軽量化を担うパーツのなかでも重要な役割を担うのがホイールです。回転体であるホイールは軽量化による走行性のへの効果も大きく、ロードバイクのカスタマイズの重要なポイントといえるでしょう。

そんなホイールですが、ドイツを拠点とした軽量パーツでお馴染みAXライトネスから驚愕の軽量ホイールがリリースされております。

その名も「AX-ライトネス U24T」

安全性や剛性を確保しつつも軽量化を徹底的に追求し、前後ペアで790gを実現しております。前後ペアだよねと再確認したくなるような重量値ですが、間違いないです。

AX-ライトネス U24T

(c)トライスポーツ

お値段もほうも財布の軽量化に貢献すべく45万円とちょっと高額です。

軽量化を実現したものづくり技術

今回紹介している「AX-ライトネス U24T」はイタリアの軽量パーツメーカーExtralite社やドイツのTune社の軽量ハブを組み合わせたチューブラーホイールです。

AX-ライトネスAX-ライトネス

両社の軽量ハブのお力添えあっての重量であることは間違いありませんが、リムの軽量化へのこだわりが凄いのです。

もともとAXライトネスは昔から軽量パーツつくりが得意ですが、本ホイールに採用しているリム加工プロセスにもドイツならではのものづくり技術が発揮されております。

AXライトネス

(c)ax-lightness.de

もともとドイツは日本と同じ敗戦国でありながら、ものづくり技術の開発を推し進め、日本と双璧をなすものづくり大国になりました。ものづくりの集大成といわれる自動車産業でいうとVWとトヨタ、自動車部品というとボッシュとデンソーのようにライバル関係が多数存在します。

カーボン加工技術でいうと生産数量で勝るアジアに一日の長があるように感じますが、この製品の背景にドイツならではの「強度・剛性・耐久性を維持しつつ計量化を実現する」ものづくりへのこだわりを感じられます。

樹脂硬化へのこだわり

一般に自転車に用いるカーボン製品はカーボンクロスに樹脂を染み込ませ硬化させることで製品形態を作るのですが、本製品のリムはこの樹脂硬化にもこだわりを見せております。

通常の製品であれば30分ほどで硬化を完了させるのですが、本製品ではその50倍である27.5時間もの時間をかけて硬化処理を行っております。硬化をゆっくり行うことで樹脂をカーボンクロス内に十分に樹脂を充填させ、欠陥となりうる気泡を最小限にとどめているようです。樹脂硬化をゆっくりと行えば、硬化に伴う発生する残留応力を少なくなりそうで、強度の観点では良いことづくめですね。

成型加工へのこだわり

このカーボンリムのはブレーキ処理面も含めてワンピース成型(一体成型)で処理されており、ブレーキ面への後加工は行っていないそうです。結果的に平滑なブレーキ面を実現でき、一般的なカーボンリムに対してブレーキ面でのアドバンテージが得られております。

以下の写真でみても分るようにツルツル、ブレーキ面以外との一体感があることが確認できます。

AXライトネス

(c)ax-lightness.de

またリムとスポークをつなぐニップルホイールですが、こちらは成型後の機械加工処置ではなく、型成型にてニップルホイールまで形成しております。機械加工によるカーボン繊維の裁断が発生しないため、本来の材料設計とおりの強度を維持できるとのこと。

これはカーボン硬化前の段階から寸法精度を作りこむ必要があるため、硬化収縮も考慮した高度な型設計・材料設計技術が必要となります。

これらのこだわり技術を活用し、強度・剛性・耐久性を維持しながら、リム単体重量は24mmハイトで215g、38mmハイトで290g、55mmハイトで365gという驚きの軽さを実現しております。また最近のトレンドであるワイドリム化も取り入れており、抜かりなしです。

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上記のジャーマンクラフトに根ざしたものづくりのコダワリと重量の数値面でのインパクトはは十分に所有欲を満たすことができるからです。

ホイールの場合はフレームを交換したあとも流用できますので、軽量化の効果持続性という面でも◎ですね。

財力が伴わない管理人としては、こららの技術がいずれは普及価格帯に反映されることを期待しましょう。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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