20年ほど愛用したヒラメポンプヘッドの調子が悪い・・・。
バルブへの食いつきが弱いため、ちょっと空気圧が上がると弾け飛ぶようになりました。
食いつきを上げるためにネジを締めこんだら、今度はレバーが固くて倒れません。
まぁ、20年も使用したからこの辺りが限界かなとメンテナンスをすることにしました。
ヒラメポンプヘッドで経時劣化するのは内部のパッキン類。
対象のパッキンは以下の写真中の黒いやつで、2か所にそれぞれ外形の違うものが使用されています。
これらスモールパーツをネットで探し出しました。部品そのものは、とっても安いのですけど送料がかかっちゃうのはしょうがないですね~。何年先のもう一度交換になるかはわかりませんが、取付中の不手際で破壊したりするかもしれないので、それぞれ2個づつ注文しました。
折角ですので新旧の材料を比較してみます。
まずバルブ側(ホイール側のパッキン)の新旧の比較、左側が使用品、右側が新品です。
うぁー、もう見た目で違いが判りますね、結構衝撃的!
もともと同じ部品だったとは思えないです。
ついでにデジタルノギスで外寸も図ってみました。
直径比較 使用品:13.06㎜、新品:13.31㎜
厚み比較 使用品:2.63㎜、新品:2.91㎜
まぁ見た目で違うので予想はしていましたが、かなり寸法が違います。
経時でこんなにも縮むもんなんですね~、驚きだ!
続いてポンプ側のパッキンも比較してみました。
ポンプ側のパッキンは安全ピンなどでパッキンをぶっさして、引っこ抜くと取れますよ。
左側が使用品、右側が新品になりますが、こちらは殆ど違いはわかりませんでした。
寸法を測ろうかと思ったんですが、パッキンが柔らかいのでデジタルノギスではうまく測定できないため割愛です。ポンプ側のパッキンはそれほど経時変化しないのかもしれませんが、部品代も安くついでですので交換します。
パッキンを取り付けて、あとは元に戻すだけです!
メンテナンス自体はとっても簡単でした。バルブの保持力も戻って大満足です。
今回メンテナンスに使用した部品は以下です。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。