【メンテ】シリカポンプのパッキンをOH、素材を提供してくれた牛さんに感謝!!

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もう20年来の付き合いになるシリカのスーパーピスタ。

先日、愛用ロードバイクにポンピングしていたところ、異常が発覚。
8気圧までしか空気圧が上がらなくなりました・・・・。

今まで一度もメンテナンスしたこともなかったので、この際パッキン交換に踏み切ることにしました。

分解するためにシリンダー上部のネジ2本を外します。

シリカポンプ分解

シリンダーの穴を介して樹脂製の蓋パーツに木ネジをねじ込んで固定している構造です。
再組立ての時、同じところに位置合わせすると、上手く締めこめないかもしれませんのでご注意を!

蓋を外してシリンダーから引っ張り出します。
油汚れがひどいので、チラシや新聞紙を敷いておきましょう!
チラシが逆さですが、気にしないでください。

シリカポンプ 分解取り出し劣化したパッキン

パッキン部がなんだか偏った形に変形して、油分も金属部にべっとりと固着していて、ちょっと触るが嫌な感じですが、特に臭いといったことはなかったです。

固定は17mmのナットでされています。
ちょうど手元にあったホイール用のクロスレンチの17mm部を使って分解しました。

シリカポンプ分解

パッキンを大小二つのワッシャーで固定している単純な構造です。
それにしても油汚れがひどい・・・・。

ピスタポンプ メンテナンス

このままパッキンだけ交換して組み直すのも、なんだか気持ち悪いので、パーツクリーナーで一通り洗浄してみました。多少はましになったかな?

ピスタポンプ パッキン比較

新品パッキン(左側)と取り外したパッキン(右側)を比較します。
新品に比べて、使用品は変形が見られます。

ちなみにこのパッキンは牛の皮でできているらしく、我々の快適なスポーツ自転車ライフに貢献してくれる牛さんに感謝です!

ピスタポンプ パッキン交換

ワッシャー大、パッキン、ワッシャー小、17mmナットを順番にシャフト組付けていきます。
組付ける前に予め新品パッキンにオイルを染み込ませておきます。

グリースをつけている人もいるようですが、引きが重くなりそうだったので、今回は手元にあったチェーン用オイルを使ってみました。

※写真の状態で組付けたのですが、オイルがもっとギトギトのうほうが良いかと思って、あとから追加で注油しています。

シリカ ピスタポンプ

完成でーす。

ポンピングすると、しっかり空気を押し込んでいる感じ、購入時は確かにこんな感じだったかもしれません。使っているうちに劣化は少しづつ進んでいたのかもしれないですね。

先日、メンテナンスしたヒラメポンプヘッドと相まって、最高のポンピング環境が出来上がりました、シリカ&ヒラメコンビは本当に最高です!!

ヒラメポンプヘッドのメンテでパッキンの変化に驚愕!
20年ほど愛用したヒラメポンプヘッドの調子が悪い・・・。 バルブへの食いつきが弱いため、ちょっと空気圧が上がると弾け飛ぶようになりまし...

今回使用した交換部品ですが、私のモデルは内径28㎜のスチール製のシリンダーだったので、以下の「SILCA(シリカ) 731 LEATHER WASHER 28」を使用しております。アルミシリンダーは内径30mmですので、適合品番が異なり、「SILCA(シリカ) 741 LEATHER WASHER 30 」となりますので、ご注意ください。
※私は磁石をつかってシリンダーの材質を確認しました。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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