デュラエースを名乗れなかったホイール、シマノWH-7700・7701

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完組みホイール黎明期のシマノの迷作WH-7700

デュラエースを名乗れなかった残念なホイール

マビックのヘリウムが開拓した完組みホイール市場

マビックが先鞭をつけた完組ホイール市場、マビックが1996年に山岳向けにリリースしたヘリウムは衝撃的でした。赤いリムと赤いハブでスベシャルな外観がすばらしく、当時はローディー垂涎の的であったと記憶しております。管理人も完組みホイールデビューはヘリウムでして、脚もないのにカッコだけつけておりました。

マビックのヘリウムの普及によって、誕生した完組ホイール市場、そもそも最近が完組ホイールなんて言葉が死後になりつつあり、むしろ完組みが当たり前で従来のタイプが手組みホイールと呼ばれるくらい完組ホイールはしっかり根付いていきました。

ロードバイクのホイール選び、迷ったらこれ!

シマノ初の完組みホイール、WH-7700

マビックに遅れること3年、1999年にはコンポーネント市場で確固たる地位を確立していた巨人シマノがホイール業界に参入してきました。

同時期にロルフ(当時トレック傘下)からリリースされていたVECTORよろしく、高速巡航性能を上げるためにスポーク本数を減らした構造が特徴のホイールでした。なにやらパクリっぽい雰囲気をかもし出しながらも、当時の本家(?)ロルフのホイールが重めだったこともあり、シマノの7700ホイールがオールマイティーに使えそうなホイールに見えました。

WH-7700

型番から推測すると、77系デュラエースと同じ品番を採用していることからデュラエースグレードをにおわせながらも、デュラエースの称号を頂けなかった悲劇のホイールともいえます。初物であったため金看板のデュラエースの冠名は見送られたとのことです。

AU - 300x250

早々にマイナーチェンジ、WH-7701は横剛性不足を克服

初物の7700はホイールの横剛性が不足していたようで、程なくマイナーチェンジして7701とう品番に変わりました。

WH-7701

当時ヘリウムに飽きてきた管理人はWH-7701に飛びつきました。当時の国内の通販サイトを利用して4万円そこそこで購入できたと記憶しております。デュラエース相当の品番のホイールでこの価格は破格だったですね。だってデュラエースグレードのハブだって結構な値段がするわけですから・・・。

ネット等での評判は芳しくなかったですが、管理人の脚力では剛性不足など微塵も感じることはなかったです。平地の高速巡航はもちろんですが、下りではぐんぐんとスピードが伸び、非常に気持ちの良いホイールであり、高速巡航が可能なコースでの管理人の決戦用ホイールとして活躍しました。

決戦用ホイールの選び方

また、その空気抵抗の少なさに感銘を受け、「スポーク数は少ないに越したことはない」という管理人のスポーク感に大きな影響を与えたホイールでした。

しかし、このスポーク数の少なさによる耐久性の問題やプロが使用するのは剛性が足りなり等の問題があったためか、程なく、これら7700系とは全く思想の異なる7800系のホイールにスイッチされるのでした。

過去に紹介したSPD-Rペダルや、クイックリンクの大胆な肉抜き加工と同じく、シマノにとって黒歴史なのかもしれません。

シマノSPD-R、それはペダルの歴史の徒花

クイックリンクSM-CN79、それはシマノの黒歴史

真骨頂はそのスタイリッシュな外観

管理人自信は非常に満足できたWH-7701ですが、満足感を味わったのは走りの面だけではありません。スポークの少ないその外観は非常に洗練されており、バイクを一段も二段もかっこよく見せるものでした。

そのためオークションでもそれなりに人気があり、部屋の自転車部品棚卸し時の憂き目で手放さざる得ない事態に陥り、泣く泣くオークションに出品しましたが、ほぼ買値で売却することができました。

経済的に余裕も生まれた今となってはちょっと勿体無かったかなと感じるときもあります。

時々ヤフオクをチェックしますが、なかなかお目にもかかれませんね。リリースから随分たちますので、状態のよいものなど残っていないのかもしれません。

WH-7700の思想を受け継ぐ(?)ロルフプリマ

アルミリムでクリンチャー、できればスポーク数が少なめという管理人好みのホイールはWH-7700・7701が絶滅した今では入手不可能かと思っていましたが、実はありました!!

「思想を受け継ぐといいつつもROLFじゃねーか!」といわれそうですが、ROLFが現在ブランド名で使用しているROLF PRIMAより、往年の7700を思わせる少スポークのホイールが販売されております。当時のWH-7700、7701の弱点であった重量も克服しており、山岳でのハンディキャップもなさそうです。

本家本元はROLFですので、本家が最高傑作を市場にリリースしてくれたと解釈するのが正しいのかも知れません。

rolf ares3

海外通販で購入できるのであれば、是非ともチャンレンジしてみたいところですが、なかなか取り扱っているところが見つからない状況です。なお海外通販の激安情報はこまめに発信しておりますので、ROLF PRIMAのホイールを確認次第、本ブログでも紹介したいと思っております。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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