シマノSPD-R、それはペダルの歴史の徒花

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シマノSPD-R、デュラエースを冠した初のペダル

シマノの本気を示したペダルSPD-R

日本が誇るコンポーネントメーカーのシマノ。ロードバイクのペダルといえはシマノのSPD-SL、ルック、タイムであるが、10年ほど前にシマノからSPD-Rというペダルがリリースされていたことをご存知ですか?
SPD-R ペダル
シマノがルック方式から脱却するため、本気で開発した競技用ペダルであり、デュラエースの名を冠したシマノ初のペダルです。

何を隠そう管理人のロードバイクデビューの足元を支えたのもこのペダルでした。当時フライトデッキも同時期に発売され、フライトデッキを付けたいがためのアルテグラのチョイスでした。

まわりのロードバイクの諸先輩方は皆タイムのペダルを使用しているなかでの無謀な選択でバイクの交換は一切できなかったことを覚えています。 乗り始めなんで、他に人の大事なバイクに跨る度胸もなかったですけどね。

ビンディングペダルの種類と選び方

金属クリートによるソリッドなバインダ感覚が魅力

最初のペダルがSPD-Rだったので比較もクソもないかもしれませんが、後々にタイムに変えた際に感じたこというと、特筆すべきはバインドしたときのソリッドな感じが非常に気持ちよかったです。

擬態語で示すと「カチン!」、、まさに金属製のクリートだからこそ、成し得る技でしょうか。それに対してタイムは「ガコン!」と言った感じで、バインドしたときのメカメカしい合体間はSPD-Rには及びません。

当時のペダルとしては固定力が高いこと上に、調整とメンテナンスを怠ると外れなくなるトラブルもあったようです。

それらの苦情を受けて早々にマイナーチェンジして型番が7701となり、管理人も7701を愛用しておりましたが、ペダルが外れないトラブルで2回ほど立ちコケしたことがありました。

そんな所も含めて、管理人にとっては愛すべきペダルだったんですけどね。

SPD-Rに降りかかる不幸な運命

そんなSPD-Rペダルですが、シマノ期待の新規格にも関わらず、非常に短命に終わりました。

当時のスター選手であったランスアームストロングはシマノのコンポーネントを使用していたのですが、ペダルはシマノの肝いりのSPD-Rを使用せず、踏みしろの大きいシマノの旧式ペダルを好んで使っていました。

ランスの広告塔としての効果を大いに期待するシマノとしては、「ランスのためにも新型を・・・・」という流れになってしまったようです。

結局新しい規格のSPD-SLはランスのツール7連覇の活躍もあいまって大ヒット!、今日に至るわけです(後にドーピング疑惑でランスの7連覇は取り消し)。

もし・・・があるのなら

もし、ランスがあの時SPD-Rを使用していたら・・・、大活躍していなければ、SPD-Rはまだ現存していたかもしれないなぁと思ってしまいます。

しかし、そんな当時大活躍のランスも結局ドーピング検査によって、名誉を剥奪されてしまうのも皮肉な話です。

ツールドフランスと薬物ドーピング

今となってはペダルそのものの入手も難しく、クリート等の消耗部品も絶版らしく、ちょっと残念です。

「私、SPD-R大好きっす」って選手がグランツール勝ちまくったりしたら、復刻版とか出ますかね?

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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