ロードバイクに乗る際に安全の面から最低限揃えて頂きたいものは以下の三つです。
①ヘルメット
②グローブ
③サングラス
①のヘルメットは言わずとしれた頭部を衝撃から守るものです。
自転車用のヘルメットは軽量樹脂でできており、通気用の穴が多数空いているのが特徴です。バイク用のヘルメットとは異なり装着感は極めて軽く、重さで首がだるくなるようなことはないでしょう。
またヘルメットに空いた穴は走行中に空気を効果的に通す設計になっているため、頭部が蒸れることもなく快適です。落車(自転車でこけること)のリスクを考えると装着は必須です。
最近のヘルメットは形状もシャープで様々なカラーバリエーションが各社から出ておりますので、愛車とのコーディネイトを楽しんで頂ければと思います。
②のグローブは地面からの衝撃吸収と、落車した際に手を保護する役割があります。
ロードバイクで長距離走るとハンドルから伝わる細かな振動で手のひらが痛くなることがあります。自転車用グローブはハンドルに接触する部分に生地を厚めに貼り付けていますので、ショックも和らぎ長時間快適に走行することができます。
また万が一の落車した際に体が滑るのを支えるのは手の平、有事の際にグローブなしでは手の平がズタズタになってしまいます。夏などは変速レバー操作性の観点から指の部分がカットされた指抜きタイプのグローブが一般的です。
冬などの寒い環境では指抜きでは手がかじかんで変速操作しにくいので、指まで覆われた防寒タイプのグローブを使用します。防寒タイプのグローブは変速レバーの操作性を改善するため、指先部分に滑り止めの加工がなされているものもあります。
③のサングラスは洒落た言い方ではアイウェアーと呼ぶこともあります。
こちらは走行中に出くわす飛来物や木の枝から眼を守る役割と紫外線から眼を守る役割があります。通常メガネをかけている人のために度入りのサングラスを準備してくれるところもあります。
ロードバイクに限らずスポーツ自転車は結構スピードも出ますので、視界を確保することは重要です。レンズのカラーも様々ですが、暗めのレンズだとトンネルなどの暗いところに入った際、見にくく危険ですので、やや明るめのオレンジなどがおススメです。明るさに応じて色が変化するレンズもありますので検討ください。
安全に走れることが趣味としてロードバイクを楽しむ大前提ですので、この3つのアイテムは必ず準備をお願いします。