バイクサンドなら低コストで強固にバイクを保護可能
ツールド沖縄やホノルルサイクルマラソン等の遠方のバイクイベントに参加する際のバイク輸送で悩んだことはありませんか?
ダンボールは手軽だけど耐久性が不安、ハードケースは頑丈だけど高いし、使用しないときの保管場所にも困るし・・・・。
そんな悩みを解決できるアイテムがバイクサンドという輪行手段です。ダンボールのお手軽さとハードケースの堅牢さを兼ね備えた新しい輪行手段であるバイクサンドのメリットを順を追って述べていきます。
ダンボール、ハードケース梱包の輪行手段一長一短
イベント会場まで自転車を送付、あるいは公共交通機関を使って持ち込み際に、自転車屋さんで完成車の入っていた段ボール貰ってきて頑張って梱包したり、はたまたキャスター付のハードケースと使ったりと、いろいろと手段はありますね。
前者はコストの面ではお手軽ですけど、梱包にコツが入りますし、輸送中にトラブルが若干不安。管理人が沖縄に空輸する際はこの方法を利用していました。往路は力技でなんとかなりますが、復路で再度梱包す時は段ボールがクタクタになってしまっていて難儀することもありましたね。
先輩が使用する丈夫そうなハードケースがカッコよくて羨ましかったですが、私の狭いアパートに置くには、ちょっとでかすぎるんし、お値段も結構するんですよね、頻繁に遠征する人はいいかもしれませんが年に1回しか空輸しないようなライダーにはちょっと手が出しにくい。
中庸的なもので段ボール材を利用して比較的リーズナブルな輪行箱として、「カブト BP-W ダンボール製輪行函」がありますが、利用回数が数回と限定している上にかさ張る課題は残ります。
カブト BP-W ダンボール製輪行函 車輪(キャスター)有り
かゆいところに手が届くバイクサンドの画期的な構造
そんなどっちつかずの問題をちょっといい方向に改善できそうなグッズがバイクサンドです。
特筆すべき3つの特徴
①材質はKABUTOのケースと同じく段ボールなんですが、新しい点は中でバイクが宙づり構造になること、機材が地面から受ける衝撃を避けることができるわけですね。
これは新しい。
さらには最大500kg以上の荷重にも耐える、高強度紙管を使った構造なので、段積みだって問題ない。空輸でも安心です。
②構成パーツがばら売りされており、壊れても修理ができる点。KABUTOの「数回使用できます」といって欠点を回避でき、長く愛用することができます。
③保管時のサイズを小さくできること。これはハードタイプのケースでは画期的です。 具体的には横1200mm×縦780mm×厚み300mmの外形寸法での横縦は変わりませんが、厚みを約10㎝まで減らすことができます。体積換算で1/3になるわけです。
すごいですよね!
確かにベッドの下とかに入れることもできますね。嫁さんから捨てろ捨てろと言われずに済みそうなサイズに収まります。
バイクサンドと競合製品の比較
競合は前述の同じ段ボールタイプのKABUTOですが、KABUTOと比較した場合のデメリットはお値段(約1.5倍)、キャスターがないことが挙げられます。歩きが多くなるとキャスターのメリットは大きいですね。 頻繁に使用して、家庭に十分な収納スペースがある場合はキャスター付のハードケースを購入するという選択肢もありますので、ご家庭の事情と合わせて考えてみましょう。
今回ご紹介したバイクサンド、購入はオンラインショップで受け付けているようなので興味があればアクセスしてください。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。