新型デュラエース9100正式発表、その実力は?
以前より噂されていたロードバイク用コンポーネント最高峰であるシマノのデュラエース、正式にシマノよりリリース情報が発信されました。
本ブログでも予想記事を書かせてもらいましたが、それなりに予想は当たっておりましたw
変速系の機械式、Di2対応はもちろん、デュラエースグレードにもディスクブレーキ仕様が登場(リムブレーキキャリパー式もあり)。またシマノとして初のパワーメーター内蔵モデルがラインナップされたこともトピックです。
残念ながら12速化は見送られ、11速のままですが、ローギヤに30Tが使用できるになり、前作9000系の最大28Tに対して、更なるギヤ比のワイドレンジ化を実現しております。
自転車の顔であるクランクは?パワーメーターは?
自転車の顔であるクランクのデザインはさらにマッシブな印象になりました。今回の目玉であるパワーメーター仕様は予想通りリリースされる運びとなりました。

出典:サイクルスポーツ.jp
さすが純正だけあって、パワーメーター有りもモデルでも外観は非常にすっきりしております。色もなんだか黒くみえるのですが、今度のデュラエースのベースカラーは銀から黒になるのかもしれません。
これまで黒というと廉価グレードのイメージが強かったシマノですが、デュラエースでの黒は果たして受け入れられるのでしょうか?

出典:サイクルスポーツ.jp
新型のデザインについてはネット上でも賛否両論です。
自動車のモデルチェンジも発表された瞬間は「なにこれ?今の奴のほうがかっこいい!!」となりますが、徐々に目がなれてきて受け入れられるパターンが殆どですので、きっと9100系もかっこよく見えるのでしょうね、うんうん。
パワーメーターは左右別々に出力を計測できる最新の仕様、またパワーメータそのものはスパイダーアームに取り付けられているため、チェーンリングの交換が可能とのこと。
また計測内容を表示するデバイスは純正のラインナップにはなく、別途ブルートゥースまたはANT+対応のメーターを準備する必要があるとのことですが、逆にこれは選択肢が増えて嬉しいかもです。
気になる重量面ではパワーメーター無し仕様でのお話になりますが、見た目のボリュームアップにもかかわらず、重量面では-7gと若干の軽量化が図られています。
このあたりはさすがシマノであり、最高級グレードに対するこだわりを感じます。
クランク長は165mm~180mmまで7サイズ。チェーンリングは50-34T、52-36T、53-39T、54-42Tと55-42Tのラインアップが準備されるとのことです。
ディスクブレーキ対応は?専用ホイールは?
ブレーキも正式にディスクブレークがラインナップされることになりました。
9100系の新型ホイールの写真も載せられております。ディスクブレーキ対応のホイールではクリンチャーモデルはラインナップ無し、チューブレスとチューブラーのみになるようです。
ホイールはラインナップを刷新。ディープリムモデルがいままでリムハイト35mm(C35)、50mm(C50)、75mm(C75)だったところ、40mm(C40)、60mm(C60)になった。リム幅は28mmのワイドリムで、前作のC50と新型C60を実走テストで比較すると16wセーブできる能力がある。
C40、C60ともモデルはカーボン+アルミリムクリンチャー、フルカーボンチューブラー、フルカーボンチューブレスディスクブレーキ、フルカーボンチューブラーディスクブレーキの4種類。ディスクブレーキ対応モデルについてはスルーアクスルを採用している。フルカーボンクリンチャーモデルはなし。リムハイト24mmのモデルは、カーボン+アルミリムクリンチャーのみとなる。
■ホイールラインナップ
・WH-R9100-C40 リムブレーキ、カーボンラミネートリム、クリンチャー
・WH-R9100-C40 リムブレーキ、フルカーボンリム、チューブラー
・WH-R9170-C40 センターロックディスク、12mmE-THRU、フルカーボンリム、チューブレス
・WH-R9170-C40 センターロックディスク、12mmE-THRU、フルカーボンリム、チューブラー
・WH-R9100-C60 リムブレーキ、カーボン/アルミコンポジットリム、クリンチャー
・WH-R9100-C60 リムブレーキ、フルカーボンリム、チューブラー
・WH-R9170-C60 センターロックディスク、12mmE-THRU、フルカーボンリム、チューブレス
・WH-R9170-C60 センターロックディスク、12mmE-THRU、フルカーボンリム、チューブラー
・WH-R9100-C24 リムブレーキ、カーボンラミネートリム、クリンチャーいずれも価格未定
出典:サイクルスポーツ.jp
ディスクブレーキでフルカーボンリムのクリンチャー仕様のリリース予定がないのはクリンチャー大好きの管理人としてはちょっと残念です。
クリンチャー仕様のカーボンホイールの需要は結構大きいと思います。シマノさん、遅れてでも良いのでラインナップして貰えませんか?
実はチューブレス仕様あれば2watFit的な使い方でクリンチャーも実質兼用できるのであれば、嬉しいですね。先行突撃で購入した方々の情報を待ちたいと思います。
ディスクブレーキ対応にばかり目が行きがちですが、従来のリムブレーキキャリパー方式も確実に進化を遂げております。
新型9100系では、アームのたわみ量を最大43%低減されており、ケーブルに高い張力が加わった状態でも、かっちりとしたブレーキフィーリングをキープしてくれます。
また上記変更により、従来モデルに対してアーム間の距離は縮まっているものの、28Cタイヤが装着可能なクリアランスが確保されており、ワイドリム化のトレンドにも対応できるよう着実に進化しております。
旧型ユーザーは買い替えをするべきか?
発売日は機械式が2016年11月予定、電動式Di2仕様はちょっと遅れて2017年2月の予定となっております。今回の目玉のひとつであるディスクブレーキ関連2017年春発売予定とのこと。
まだもう少し辛抱が必要ですが、実物がどんな感じに仕上がっているのか楽しみですね。
新型がリリースされると、新型が欲しくなるサイクリストの悲しい性、モデルチェンジ周期がどんどん早まる昨今、非常に痛い出費になります。
管理人としては発売直後に買うのではなく、もうちょっと待ってからでも良いかなと思います。
「パワーメーターの導入を積極的に検討している」、「現在アルテグラや105といったグレードを使用しており、グレードアップを図りたい」などの条件が重なれば別ですが、現時点で最新のデュラエースを使用しているのであれば、別段急ぐ必要もないかと思います。
性能面はもともと折り紙つきのものですから、新型になって別世界などということも無いと思います。店頭で現物をみて試乗して、じっくり考えましょう。
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Shimano – Dura-Ace (デュラエース) R9100 11スピードグループセット;
悩ましいのは近々シマノでフレームから組もうと検討されている方々ですね。
9000系デュラエースで組んでも、年内には型落ちです。性能面では早々変わるものでもないとは思いますが、組んでもまもなく型落ちはちょっと気分が悪いですね。
かといって新型デュラエースまで待つのも相当の辛抱が要求されます。そんな人は素直にカンパ、SRAMに飛んでしまいましょう!!
カンパのスーパーレコード、SRAMのレッドはいずれもデュラエースに対して性能面での差異はないと思います。なんといってもロードバイクを欲する要求に応えるためにも、すぱっとコンポの鞍替えもいい機会になると思います。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。