レーシングゼロのアルミリム3兄弟、おすすめモデルはどれ?

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高性能アルミホイールの定番モデルであるフルクラムのレーシングゼロ。ホイール購入の際には誰しもが検討したことがる超有名ホイールです。

そんなレーシングゼロですが、あれよあれよという間に「NITE」、「Competizione」という兄弟モデルが登場しております。

アルミリムモデルだけで3種類をラインナップ、いつのまにかノーマルのレーシングゼロも2way-fitモデルが消えて、クリンチャーモデルのみとなっております。

複雑なフルクラムのレーシングゼロの製品ラインナップ、おすすめモデルはどれなのか、フルクラムの販売戦略はなんなのかを勝手に検証してみました。

レーシングゼロ3兄弟、それぞれの特徴

レーゼロ3兄弟のそれぞれの特徴は以下になっております。

NITE:リムにプラズマ電解酸化処理を施し、ブレーキ性能を向上させたモデルが「NITE」、悪天候等でも高いブレーキ性能が期待できます。

racing zero nite

Competizione:ハブにフルクラム時間のCULTベアリングを採用、他に2モデルのUSBベアリングに対して回転性能で差別化を図っております。

Competizione

大雑把にいうと関係性は以下
ブレーキ性能:ナイト>Competizione=ノーマル
回転性能:Competizione(CULT)>ナイト(USB)=ノーマル(USB)
価格:Competizione(¥158000)>ナイト(¥151000)>ノーマル(¥115500)
重量:ナイト(1506g)<Competizione(1510g)<ノーマル(1518g)

ブレーキ性能と回転性能ではメリハリをつけてきましたが、それ以上にメリハリがついたのは価格面、ノーマルに比べて3万円以上の値上がりです。ブレーキ性能と回転性能にそれだけの価値を見出せるかが選択のポイントです。

気になる重量面では殆ど差が無く3モデルとの互角です。軽いレーシングゼロをお望みであればアルミに見切りをつけてレーシングゼロカーボン(1358g)を狙えという思し召しかもしれません。

他に見落としてはいけない点は「Competizione」のみチューブレスタイヤが使用できる2way-fitであるところ、ノーマルと「NITE」はクリンチャーのみとなっております。

ノーマルモデルで2way-fitのラインナップがなくなっていましたが、「Competizione」に吸収合併されていたんですね。

リム構造を考えるとチューブレスに対応しながら重量増が見られない「Competizione」は健闘しているともいえます。

意匠面では漆黒のリムが高級感を醸し出す「NITE」、赤いスポークがデザイン上のアクセントとなっている華やかな印象の「Competizione」、どちらもノーマルにはない魅力です。

自転車は見た目と考えれば、大きなセールスポイントではありますが、それでもこの価格差はどうもなぁと管理人は考えてしまいます。

「総合的にみてベストバイはノーマル!」が管理人の結論です。

レーシングゼロ

レーシングゼロの販売戦略、狙いはなに?

それぞれ個性を打ち出してきた「NITE」と「Competizione」ですが、フルクラムのレーシングゼロシリーズのおける販売戦略が見えません。一体どっちを売っていきたいと考えているのでしょうか?

価格面はほぼ同等で「制動力を求めるユーザーは回転性を気にしない」、あるいはその逆で「回転性能を求めるユーザーは制動力を気にしない」という訳ではありません。両方を備えたモデル(プラズマ処理リム+CULTベアリング)をラインアップするわけでもない、この中途半端感が非常に気持ち悪い。

もしかしたら、「NITE」と「Competizione」を故意に高く見せることでノーマルの魅力を引き立てる作戦なんでしょうかね?

前項で管理人が出した結論である「総合的にみてベストバイはノーマル!」もフルクラムの計算の上で導き出された結論なのかもしれませんw

ロードバイクのホイール選び、迷ったらこれ!

そんなモデル選びも楽しいレーシングゼロですが、国内に比べて割安で購入できる海外通販でも購入時期によって最安値を示すサイトが異なります。購入の際はよく比較して購入することをおすすめします。

各海外通販サイトの最新価格を以下で紹介しております。

Wiggleのレーシングゼロ最新価格情報はこちら

サイクリングエクスプレスのレーシングゼロ最新価格情報はこちら

CRCのレーシングゼロ最新価格情報はこちら

PBKのレーシングゼロ最新価格情報はこちら 

購入時は価格だけでなく送料も重要なポイントですので、総合的に最もお得な購入方法を検討頂く際の参考になれば幸いです。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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