ヤマハがロードバイクタイプの電動アシスト自転車発売
その名はYPJ-R
ヤマハからちょっと変わった電動アシスト自転車が発売されます。
なんとロードバイクタイプの電動アシスト自転車です。
その名は「YPJ-R」、2015年12月10日発売
見た目はハイドロフォーミングチューブの凝ったデザインのフレームで、管理人の第一印象は結構よいのではないかと思いました。
さらに驚きなのはコンポーネントがシマノ105で2×11速です。
サイクルコンピュータなるものも標準装備です。
電動自転車なら当たり前かもしれませんが・・・。
お値段はなんと23万円。
値段も含めて結構本格的!!!
105コンポの普通のロードバイクのボリュームゾーンが15万円くらいとすると、電動アシストの付加価値が8万円というところ・・・、こんなもんかな。
ターゲット顧客はどんな人?
しかし、なかなか面白い試みかもしれませんが、一体どんな方が購入するのでしょうかね?
電動アシストで発進・加速が優れて快適に巡航速度につながるとのことですが、ロードバイクの形態の自転車を欲する顧客が、この機能を必要としているのかな~?
もし、この機能を活かすなら外装22速なんて必要ない気もするし・・・。
一方、「単に快適な自転車が欲しいよ!」という人が25万円も払って買うだろうかとも思ってしまいます。細いタイヤをみて敬遠してしまうのではないでしょうか?
一応法規則で電動アシスト機能が働くのは時速24km(@日本)までですので、それなりの速度があがってくると自前のエンジンで勝負することになります。本格レーサーの伴走用途には無理があるかもしれませんね。
果たして、ロードバイク界のプリウスになりうるのか?、今後の動向に注目です。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。