ビワイチを観光資源に台湾に売り込み
滋賀県がびわ湖一周サイクリング、いわゆる「ビワイチ」を観光資源として台湾に売り込むそうです。
みなさん、ご存知のとおり世界ナンバーワン自転車メーカーを擁する台湾はサイクリング愛好家が100万人以上に上る自転車大国です。
その台湾では淡水湖を一周することがブームになっており、それにあやかり「日本最大の淡水湖でも」ということです(産経ニュースWESTより)。
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コースとして人気なのが台湾最大の淡水湖「日月潭(にちげつたん)」の1周で距離としては30キロほどらしいが、湖を取り囲む美しい自然とあいまって愛好家をひきつけているとのこと。
サイクリングを通じた自治体の活動は以前に紹介しましたが、今回は国際的でスケールが大きいですね。
どこどこ一周は台湾でもブーム
「~~一周」というのは日本人だけが好きなのかと思ったら、台湾でもブームなんですね。
思えば私もスポーツ自転車に乗り始めたときに、最初にチャレンジしたのは「桜島一周」でした、懐かしいな~。
実際に台湾の観光関係者を招待し、サイクリングを体験してもらったところ、「台湾でも絶対ポピュラーになる!」とお墨付きも出た模様。
ビワイチは距離にしておよそ200km、健脚のサイクリストであれば一日で走破できるが、二日以上かけるのが一般的らしい。
台湾のサイクリストからすれば、日月潭一周の6倍強、非常の走り応えのあるコースであり、魅力的に映るであろう。
インフラの整った日本はサイクルイベント向き
日本は自転車専用道路まではいかないが、舗装路も整備されているし、公衆トイレやコンビニも多数あるため、こういったサイクルイベントを観光資産にするのはいい考えかもしれません。
このビジネスモデルが成功したら、各地の湖を持つ自治体も「諏訪湖一周」、「浜名湖一周」、「猪苗代湖一周」、「山中湖一周」と続々観光資源化にチャンレンジしてほしいですね。
ちなみに県などでつくる滋賀プラス・サイクル推進協議会は10月、トイレ休憩や給水などのサービスが受けられる「ビワイチサイクルステーション」を湖岸の47カ所に開設等のインフラ整備により、ビワイチ挑戦者をサポートする態勢を整えてくれるそうで、国内のサイクリストにとってもメリットが大きいですね。
ビワイチですれ違う海外の同士とも仲良くコミュニケーションをとって、サイクル観光資源を一緒に盛り上げていきたいですね。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。