運動することはダイエットにはとても重要で、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなど、様々な方法があります。どれも、できるだけ有酸素運動を行うことで脂肪を燃焼させること、そして筋肉をつけることで基礎代謝を上げることを目的としているわけです。
このような運動の一つに、自転車ダイエットがあります。自転車には、他の運動にはない利点があります。それを理解して無理なく取り入れることが、自転車ダイエット成功のコツ、継続のコツです。
メリット①自転車運動は体への負担が小さい
それは、骨や関節への負担が少ないことです。ジョギングはもちろんのこと、ウォーキングやエアロビクスでも、着地の際にはかなりの衝撃、負担が足首、膝、腰にかかります。
最近ではそれを軽減してくれるシューズやサポーターなども人気ですが、やはり限界があります。痛みを感じて挫折してしまう人も多いです。その点、自転車ではそのような負担が少ないです。ですから、足首や膝、腰に多少の不安がある人でも無理なく続けることができます。
メリット②日常生活の一部に置き換えやすい
また、他の運動と比べると、日常生活の中に取り入れるのが比較的簡単というか、取り入れやすいことは大きなメリットです。
例えば、通勤、通学、買い物などです。これらにクルマや電車を使っている人も、少し考えてみてください。自転車に置き換えることはできませんか?
もちろん、通勤、通学に電車で2時間かけている人が全てを自転車に置き換えるのはちょっと無理があるでしょう。しかし、電車で20~30分程度の距離なら、少し自転車に慣れて、道路さえある程度整備されていれば、おそらく十分考慮の余地はあるでしょう。
これは何も電車と自転車を比較しているのではありません。自転車とウォーキング、自転車とジョギングを比較しているのです。他の運動と比べると、自転車は日常生活に取り入れる余地が大きいことが分かると思います。
近所のスーパーへの買い物なども同様です。たくさんまとめ買いしないといけないからクルマでないと無理、などという発想ではなくて、歩いていくことを考えれば、まだ自転車だったらクルマに置き換えられる可能性があるな、と考えてほしいのです。
もう一つ、自転車なら、10km、20km程度離れたところへも全く無理なく行けます。週末などに、少し離れた河川敷などを走るのはダイエットだけでなく精神的にも気分転換になります。
はりきらず日常に取り込むことが成功・継続のコツ
このように、さあ運動するぞ、ダイエットするぞ、ではなくて、できるだけ普段の日常生活に取り込んでしまうのが継続、成功のコツです。そう考えると、別にダイエットに限った話ではありませんね。
ただし、いくら日常生活に取り入れるといっても、近くのコンビニまで毎日5分自転車に乗っても、それはほとんどダイエット効果は期待できません。
冒頭に書いたように、ダイエットのためには有酸素運動が大事なのです。5分程度では脂肪はほとんど燃焼しません。目安として、最低20~30分程度は必要ですから、それを考えて上手に乗るようにしましょう。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。