サイクルキャリアをおすすめする3つの理由
ロードバイクで各地のレースやサイクルイベントに出場する際に車を利用する方も多いと思います。最近はミニバンが増えたので、サードシートを格納するなどでスペースを確保して車内積みで対応される方がほとんどかもしれませんが、更に快適にロードバイクを運搬する手段として、サイクルキャリアを活用することをおすすめしたい。
ルーフにサイクルキャリアを装着して外積みにするとかなり使い勝手が上がります。特に前輪を外して固定するフォークダウン式はサイクルキャリアの中でも固定力も強く積載がしやすいので特におすすめ.
加えて言うなら、プロっぽくてカッコいいです!
フォークダウン式サイクルキャリアのメリットは以下の3点です。
①パーツを外す手間が少なくスピーディー
②車内のスペースを減らさない
③車内の汚れ防止の養生が不要
以下で各項目のメリットを管理人の経験を通じて語ります。
①パーツを外す手間が少なくスピーディー
車の中にロードバイクを搭載する場合、大概に場合は最低でもフロントタイヤ、場合によってはリアタイヤ、シートポストを外す必要があります。フロントタイヤはともかく、リアタイヤを外すと外したあとのバイクをどうやって固定するかに頭を悩ませることになりますし、シートポストを外すと折角のポジションが狂ってしまうような気がして不安です。
また、遠征先でシートポスト抜き差しでクランプを割ってしまった管理人の経験から言うと、部品の組み付けのダメージも最小限にしたいところ。
ところが車内搭載をやめて、フォークダウン式サイクルキャリア積載にすれば前輪を外すだけOK。前輪を外さずに積載できるタイプもありますが、フロントフォークを固定することによる積載時のしっかり感はフォークダウン式が圧倒的です。
THULE スーリー サイクルキャリア TH561 アウトライド TH561
さらには前輪を外すことで重量軽減とフロントフォークとシートステーを掴んで持ち上げる動作がやりやすくなり、ルーフ上への上げ下げも非常に簡単になります。
以上の点よりサイクルキャリアの活用、更にはフォークダウン式はメリットが非常に大きいと思います。
②車内のスペースを減らさない
これは当たり前のことですが、ロードバイクを車内搭載する場合はロードバイク用のスペースの確保やシートアレンジに制約が出ます。ヘルメットやシューズ、ジャージなどの荷物のほかに、ロードバイクが走行中に動かないように養生する必要もあるので、毛布等の準備も必要になり、車内空間は更に圧迫されます。一人や二人であればともかく、親子で移動する場合なんかは致命的です。
フォークダウン式であれば前輪だけ車内に積めばOKですので、スペースの余裕はかなりあるはずです。また前輪も搭載できるキャリアもありますので、それも利用するとホイールすら車内に置く必要もありません。
③車内の汚れ防止の養生が不要
ロードバイクはマウンテンバイクに比べて走行後の状態はキレイですが、やはり機械物である以上、駆動部の油など荷物や車内に付着してほしくないものが存在します。チェーンを関連をまるっと養生するのって結構めんどくさいのです。出発時はともかく完走後の疲れた体で養生なんてやりたくないものです。
少なくともフォークダウン式であれば、チェーン駆動部に接触するもののありませんし、泥汚れが落ちてきてもルーフが汚れる程度です。走行中にどっかに飛んでいってしまうような話ですので、気にする必要もありません。
屋根付きの駐車場を利用する場合は要注意!
ルーフにロードバイクを積載する場合に絶対に注意したい点は一点!!
高さ制限のあるトンネルを通過や屋根付き駐車場を利用する場合です。特に帰り道は心地よい疲労感と開放感から油断しがち、現に私の友人もルーフに積載したまま自宅の屋根付き駐車場に車を入れる際にロードバイクをシートステーをやってしまっています。
自宅に駐車場の屋根がある人は車内に注意喚起のしるし、例えば「ロードバイク積載中、駐車注意!!!」等のステッカーを準備するなど工夫されることをおすすめします。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。