サドル高さはロードバイクのポジションで最も重要
言わずもがな、自分の体をマウントするサドルとパワーを伝達するペダルの距離を決めるサドル高さはロードバイクのポジションだしで最も重要になります。慣れてくるとサドルの数mmの高さの違いがストレスに感じるくらいセンシティブなポイントです。
しかし、このサドル高さの調整が意外に難しい。
いろいろ試行錯誤した結果、「さっき調整したポジションが一番良かったような気もするけど、うまく戻せないorz」なんて経験はありませんか?
そんな重要なサドル高さを六角レンチを使用せず、しかもサドルに跨ったまま調整できる便利な神アイテムを紹介します。
その名も「SACRAシートハイトアジャスター」
この製品の最大に売りは乗車したままでサドル高さを調整できるところです。乗ったり降りたりしないで済むので、この負荷で最も適したポジションがなにかを追求できるメリットがあります。
見た目はこんな感じ、ちょっとごつい感じ、上下にシートポストが刺さる穴が開いております。
実際に自転車に装着すると、こんな感じ。
ちょっとダンシングしたときに重さを感じるかも、というのはこのパーツのスペックですが以下のようになっており、重量184gとサドルバッグとは言いませんが、サドル一個分くらいあります。
商品説明:シートハイトアジャスター
φ27.2mmシートポスト φ31.8mmシートチューブ対応
走行しながらサドル高さを変える事ができるシートクランプです。
サドル調整幅:20mm(ハンドル1回転で4mm移動)
重量:184g
1セット 26800円(税込み)。amazon製品紹介ページ
ちょっと重量面では不利になり、こちらの「SACRAシートハイトアジャスター」、使い方によっては超便利なアイテムなんです。
以下に具体的に活躍する場面を紹介します。
①走行状況に合わせたサドル高さの微調整
走行状況は平地なのかヒルクライムなのか、ヒルクライムであれば斜度はどの程度か、これらの路面環境に応じてサドル高さを微妙に変えたいときってありませんか?
踏み込むペダリングであればサドルを高め、くるくる回したいときはサドルを低めなど。
新しいレーサーパンツや冬もののウェアを着用しているときも微妙に感覚も違ってくる場合もあります。
こういったちょくちょくサドル高さを変更したい場面でお手軽に活用できそうですね。
②新しいサドルに買い換えたときのサドル高さ調整
フレームはともかくサドルを買い換える機会って結構多くありませんか?
自分のでん部の形状にあったサドル探しやサドルが痛んだために交換など割と頻繁に交換機会が訪れると思います。サドルを変えると、サドルの肉厚や柔らかさの違いでベストポジションって結構ずれるんですよね。
もちろんメジャー採寸でそれなりの精度は出せると思いますが、実際に座ったときのサドル座面の沈み込みまで把握するのは困難、乗ってみないとわかりません。
この「SACRAシートハイトアジャスター」があれば乗りながら高さ調整ができますので、サドルに最適化したポジションだしが簡単にできます。ポジションさえ出てしまえば、再度採寸して通常の状態に戻すことも可能です。
ポジションだしでお悩みであれば導入して損は無し!
重量面では若干不利になるこのアイテムですが、サドル高さを走行中に調整できるメリットは非常の大きいと思います。重量にこだわるのであればポジション調整時に着用し、満足できるポジションが出てから採寸しシートハイトアジャスターをはずせば無問題。
ガチなレースには興味なく快適に走りたいという方はつけっぱなしでも良いでしょう。コンフォートモデルで山あり谷ありのロングライドを楽しむ用途なんかにはピッタリかもしれません。
結構人気みたいでamazonでは入荷2週間待ちとのこと、結構需要がある証拠ですね。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。