ホビーサイクリストにも身近になったパワーメーター
最近巷で大人気のパワーメーター、価格もだんだんこなれてきて、我々ホビーサイクリストにも手が届く存在になってきました。
まだまだ群雄割拠なパワーメーター市場、様々な種類があって、どの方式を選ぶのは非常に悩ましいところ!
管理人の私見ですが、複数台のバイクを所有しているのであればペダル式が一番便利なのかなと思っています。
着脱が簡単なホイールタイプも使いまわしができますが、それなりの重量もあるし、コースによってホイールを選ぶ楽しみが味わえないのがマイナスポイントかなと思っています。
ではペダル方式が万能かというと、一つ大きな欠点があるんですよね!
ペダル式パワーメーターはなぜかLOOK方式ばかり!!
ペダル式パワーメーターで有名どころはPowerTapのP1ペダル
PowerTap社は様々なパワーメーターをリリースしているパワーメーターの総合メーカーみたいな感じですが、ペダル式もしっかりとラインナップしております。
対応クリートは「Look Keo」方式
続いての有名どころ、POLARのペダル式パワーメーター「Keo Power Bluetooth Smart
」、LOOKサイクルとの共同開発と謳っている通り、対応クリートは当たり前ですけど、「Look Keo」
心拍計モニター・トレーニングデバイスのリーディングカンパニーであるPolarと、カーボンファイバー及びペダル・テクノロジーの世界的な権威であるLOOKサイクルの最新技術を組み合わせ、クリップレスペダルで簡単にパワー出力やライドの正確な情報、トレーニング強度などを測定し、サイクリングパフォーマンス向上に役立ちます。またBluetooth Smartテクノロジーを使用し、低消費電力を実現しています。対応するポラール・トレーニングデバイスやPolar Flowウェブサービス、STRAVAへのデータ移行も簡単で、サイクリストの走行計画及び分析。また、Keo Power Bluetooth Smart対応のGPS機能内蔵V800や、熱心なサイクリストのための最先端のサイクルコンピュータ Polar V650、M450またBluetooth Smartテクノロジー搭載の様々な製品にも対応します。Keo Power Essential Bluetooth Smartは、お求めやすい価格ながら信頼性の高いパワー出力分析が可能。左右バランスの分析機能はないものの、トータルパワー出力の計測機能を気軽にご利用いただけるセットとなっております
引用:「Keo Power Bluetooth Smart」Amazon製品紹介ページ
ちなみに片側測定のバージョンとして、「Keo Power Essential Bluetooth Smart
」とうものもラインナップされております。片側だけなんでちょっとお安くなっております。
続きましてはサイコン業界でぶいぶい言わしているGarminもペダル式パワーメーター「GARMIN Vector2」をリリースしております。
Garminは他のデバイスも充実しているのでGarmin製を選ぶのもよい考えですね。
HUD技術で自転車ナビを表示、Garminの「Varia Vision」
ロードバイクの事故対策におすすめ、Garminリアビューレーダー
残念ながら、こちらもLOOK Keo互換クリートとのこと。
世の中のビンディングペダルはLOOK方式に支配されているのかと思いきや、以下の記事のアンケートではシマノが6割と大勢を占めておりました。
シマノ、スピードプレイ、LOOK、タイムという序列、スピードプレイが大健闘なのも驚きですが、元祖ビンディングペダルのLOOKといえど20%にも満たない割合でした。
日本国内でのアンケートということもあるのですが、パワーメーターがLOOK方式しかリリースされないのが不思議でしかたありません。
世界的にみるとLOOK方式が圧倒的に強いのでしょうか?
それとも構造的なメリット、パテント(特許)等が複雑に絡んでいるのでしょうか?
いずれにしても、他方式ペダルのライダーがペダル式パワーメーターを使用できないのは非常に不条理、是非ともメーカーさんにはご検討いただきたいものです。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。