先日本屋で手に取ったサイクルスポーツ2017年6月号、ぱらぱらとページをめくると手組みホイール特集が掲載されておりました。自転車雑誌はトレンドリーダー的な側面もありますので、完組ホイールから手組みホイールへのトレンドの移行を意味してるのでしょうか?
クロモリオーダーフレームの特集もあったので、自転車業界も原点回帰なのかな?
手組みホイールの寿命はとっても長い
管理人がロードバイクに乗り始めたのは1999年の世紀末、完組ホイールがちらほらの時期でしたが、まだまだ手組みホイールが全盛、オープンプロとアルテグラハブでホイールを組んでもらいました。たまに自分でグリスアップなどの手入れはしますが、特に振れ等の発生もなく、今でも現役で使用できています。
完組ホイールのメンテナンスは完全にショップ任せですが、手組みのグリスアップだけは何故か自分でやってしまいます。自分でいじってみようという気持ちになるもの手組みホイールの魅力なのかもしれません。
性能面はどうかというと、昨今の完組ホイールのような重量面でのアドバンテージはないのですが、それでも結構走りますし、スポークを本数を大目で組んだので丈夫な上に乗り心地もよい。難を言えばスポークの多さからくる高速域の伸びですかね。
完組ホイールと違ってデザインが変わったり、年次改良で更なる軽量化が図られることもないので、いい意味で目移りせずに長く使える面もあります。
最新トレンド満載の新型オープンプロ、チューブレス対応
重量面でのビハインドやチューブレスやワイドリム化の技術はリム単体には適用されることもなく、時代からおいていかれた感があったのですが、満を持してマビックがすごいものをリリースしてきました。
定番リムのオープンプロの新型です。
その投入技術がすごく、ワイドリム化、ディスクブレーキモデル、さらにEXALITHモデルまでラインナップした、まさにいまどきのフルモデルチェンジ。
さらに特筆すべきはチューブレスへの対応です。
「あれ、マビックでチューブレス?」って感じがしますが、なんとマビックはチューブレス市場にリムから入ってきたわけです(※スポーク穴はあるようなのでチューブレステープは必要)。重量も420gとのことでワイドリムであることを考えると十分に軽量だと言えます。
これで組めば手組みならではのメンテナンス性に加えて最新トレンドを堪能できるわけですよ。手組みホイールを敬遠していた方にもおすすめできるリムですね。
これは結構人気が出そうな予感!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。