昭和50年代に少年時代を過ごした方々であれば、誰しもの記憶に強く残っているであろう「フラッシャー自転車」
今振り返ると絶対性能はともかくとして、当時フラッシャー自転車が実現使用していたコンセプトの多くは現在のロードバイク技術に息づいております。
「ギヤの多段化」、「スピード表示(サイコン)」、最近では「ディスクブレーキ」等、様々なコンセプトが実用的な状態まで成熟しており、当時のフラッシャー自転車はある意味先見の明があったと言えるでしょう。
そんな当時のフラッシャー自転車にときめいた少年時代を送った皆さんへ。
僅かばかりではありますが、機能面とド派手な装飾面で、かつての「ときめき」を貴殿のロードバイクで再現させるパーツを紹介します。
後方車両に進行方向を告知、ワイヤレスウィンカー
フラッシャー自転車といえば、自動車顔負けの装備が特徴、後方車両に存在感を示すウィンカー(方向指示器)は欠かせません。
今回ご紹介するウィンカーは秀逸なのはワイヤレスで操作が可能であるということ。配線の引き回しがないので、見た目もスッキリ、取り付けもカンタンです。
大きさそのものは昭和のフラッシャーには遠く及びませんが、光量的にはなかなかのインパクトだと思います。このリアライトが右へ左へと方向を指し示すのですから、マニアには溜まりませんね。
実際のロードバイク走行中の操作ですが、なかなか難しそうな感じもします。もともと後方からの安全確保のための方向指示器ですが、無理して操作して落車してしまえば本末転倒です。
走行中の操作においては無理せず、慣れてから行うことをおススメします。
イルミネーションホイールで昭和超えの派手さを
自動車さながらの機能を搭載したのも昭和のフラッシャー自転車の魅力ですが、機能だけでなく、派手に輝くきらびやかさも魅力の一つであったと思います。
自動車に例えるならVIP系車両のLEDデコレートのようなものでしょうか?
自転車系でド派手なきらびやかさを発揮するのは側面からの投影面積が大きいホイール部分、取り付けの手間や費用の割には視覚的インパクトが大きくおススメです。
上記はホイールのバルブ部分に取り付けるだけなんで、ものの5分もあれば取り付けできそうな感じ。お手軽さの割にはなかなか派手でよろしいです。
こちらは見た目のインパクトでは余裕で昭和超えを果たせそう。
スポークに取り付けるタイプは面積も大きく取れるため、もっと派手派手です。「モンキーライト」が有名どころ。
それなりの値段と取り付けの手間がありますが、インパクトはすさまじく、目立つこと間違いなし。安全面でもかなりの効果が期待できるのではないでしょうか?
イベント時のジョークアイテムとしても楽しめる
当時のフラッシャー自転車そのものを完全再現とまでは行きませんが、当時の自動車さながらのウィンカー機能やキラキラした装飾を施すことで、ロードバイク本来のシンプルな美しさとはまた違った楽しみ方が生まれてくると思います。
幸い取り付けの手間が掛からない部品ばかりなので、ちょっとしたイベントで使用するなど、ジョークアイテムとしての楽しみ方もありだと思います。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。