ヘルメットの最新トレンドは穴数ではない?
この度、約13年ぶりにヘルメットを新調しました。
今使用しているヘルメット(セレブ マトリックス)のインナーパッドが破れてきたので、買い換えを検討することにしました。ヘルメットの寿命が3年とか言われる中で13年も使えばもう十分と自分に言い聞かせながら勢いで近所のショップに飛び込みます!
ちなみに過去のヘルメット遍歴は以下
①BRIKO シャーク(とってもキノコ頭)
②MET ファイヤーボール(小ぶりでとってもカッコいい、キノコ脱出)
③MET ストラディバリウス(ファイヤーボールよりもキノコ状態(汗))
④現在:SELEV マトリックス(小ぶりでカッコいい、再びキノコ脱出)
久しぶりにヘルメット選びをするわけですが、狙いはKASKのMOJITO(モヒート)、日本人の頭形状を意識した形状で、なんといっても穴数が多くてにカッコいい!
店主:「あ~、久しぶりですね」
管理人:「えぇ、育児も落ち着いたので健康のためにも、また乗ろうかなと思って」
店主:「そうですか、ちょうど今ボーナスセール中ですよ、ゆっくり見ていってください」
ヘルメット売り場に今使用しているマトリックスのセレブがあることに気付く。
管理人:「セレブのインナーパッドって在庫ありますか?」
店主:「もう問屋にもないよ」
管理人:「そうですか~、結構気に入っていたんで、補修部品があればと思ったんですが・・・」
管理人:「このKASKのMOJITOですけど、どんな感じですか?」
店主:「シェルの強度がしっかりしているので、おすすめですよ」
実際に被ってみると、管理人の無駄にデカイ頭にはLサイズがフィットするようだ。
店主:「KASKもいいですけど、最近うちでの売れ筋はこれですよ」
店主が指差した先は「OGK AERO-R1」というシールド付きのヘルメットでした。
管理人:(まじか・・・・、こんな穴数の少ない昔のヘルメットみたいなのが)
店主:「以前はKASKのMOJITOなんかが、よく売れましたたけど、MOJITOからの買い替えの方も沢山いらっしゃって、皆さん凄く満足されていますよ」
管理人:「・・・・なんか、穴数も少ないですけど暑くないんですか?」
店主:「きちんと前方から風が入って後ろに抜けるように設計されていますから、むしろ涼しいくらいですよ。他のメーカーさんもエアロタイプをポツポツ出し始めていて、これからの主流になるんじゃないですかね~」
どうも穴数を増やして面積で放熱性を上げるのは古い考えのようです。最新のヘルメットトレンドに少しショックを受けました。
エアロといっても普通使いで違和感無し
そもそも悲しいくらい鈍足な自分にエアロの効果がどれくらいあるのだろうか?
半信半疑でAERO-R1を手に取ってみる。
ガッチャマンチックなシールドがとっても仰々しくて、「これ被って遅かったら・・・」という不安が頭をよぎる。
店主:「そのシールドはマグネットでくっついてるだけで、簡単に外せるよ!」
管理人:「おっ、本当だ。簡単に取り外しできる」
店主:「メガネをかける人はシールドをつけてるけど、サングラス使うんだったら外しておけばいいよ」
シールドを付けたままだと、ガッチャマンチックで気恥ずかしいが、シールドを外すと案外悪くない・・・・。
なんといっても気に入ったのはフィット感、OGKのヘルメットは日本人の頭の形にピッタリだとよく耳にしますが、本当にピッタリ。
他ブランドだとLサイズ購入を余儀なくされる管理人でもS/Mサイズを被れます。
これまでヘルメットのサイズが若干コンプレックスだったので、S/Mサイズが使えることはちょっぴり嬉しかったりします(ちなみに大半の人はこのS/Mサイズを購入し、もうワンサイズ大きいものは店頭でも殆ど出ないそうです・・・)。
早速実走行を試してみましたが、穴数が少ないことによるネガもなく大変涼しい。また装着時のキノコ感も皆無で見た目もスッキリ、ローディーとしてのオシャレ度も若干アップしたような・・・・。
シールド無しで使う分には、「キノコ感がない、ぴったりフィットのヘルメット」といった感じで全く違和感がありません。
自分はマットホワイトを購入しましたが、様々なカラーリングがラインナップされており、バイクやウェアに合わせたコーディネイトも楽しめそうです。