きちんと整備されたロードバイクであればむしろ安全
ロードバイク文化は日本にも随分根付いてきたためか、高校生が通学用自転車としてロードバイクを使用しているのを見かけることが多くなりました。
管理人が高校生のころはロードマン等の自転車を使用している人は一部にいた程度で、純然たるロードバイクを使っている人はいませんでした。
時代も変わるものですね。
さて、この春に高校入学を迎えるご子息をお持ちの親御さんの中には子供から「通学用自転車としてロードバイクを買って欲しい」とねだられた方も多いのではないでしょうか?
「ロードバイクってあのハンドルが低い自転車よね~」と不安に感じる親御さんも多いと思います。ママチャリに比べて明らかに速度域が異なりそうなロードバイク、果たして通学用途に使用するのは危険なんでしょうか?
走る・曲がる・停まるという面でロードバイクはとっても優秀
ロードバイクはその低めのポジションと細いタイヤから、危険なイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、実は走る・曲がる・停まるという乗り物の機能面では非常に優秀な自転車なのです。
もともと速い速度域で走ることを想定された設計、当然有事に安全に減速・停止ができるよう優秀なブレーキと車体剛性を持っております。でないとツールドフランスのような3000kmにも及ぶ大レースを走ることなど出来ませんから!
ですので、少なくとも安全性の面でロードバイクがママチャリに劣っているようなことはないと考えてください。但しこれはキチンと整備されたロードバイク限られることであって、ノーメンテで性能を維持できるわけではありません。
特にタイヤの空気圧など三日もすれば抜けてきますので、こまめな空気圧チェックは欠かせません。子供に買い与える場合は自分できちんとメンテナンスできることが大前提とも言えるでしょう。
通学用ロードバイク選びで重要なこと
通学用ロードバイクを選ぶ際に重要な点は以下です。
①丈夫であること(過度に軽量かされていない)
②いざという時に頼れるショップから買うこと
③万が一のための保険に加入
①についてが、よっぽどのお金持ち意外は3年間同じ自転車を使用することになると思います。走行距離ももちろんですが、学内での駐輪場での接触やドミノ倒しなど自転車に衝撃が加わる場面は多々あると思います。
超軽量フレームのロードバイクなどを選んでしまうと気が気でありません。自転車が壊れるのも困りますが、買いなおしの際の金銭面でのダメージが計り知れません。
あくまで通学用途と割り切ってお値段はそこそこの抑えておきたいところです。高級車は大人になってから自分で買うように諭しましょう。
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②についてですが、一部の例外を除いて、よっぽどメカに自信が無い限り通販サイトでの購入は避けて、近所の実店舗でお世話になるのが無難だと思います。なにせ通学の脚ですので、「壊れたままで通学できません」なんてことは許されません。
最近では海外通販でも国内の実店舗受け取りができるサービスがありますので、近所にサービス対象のお店があるというラッキーな方はその限りではありません。出費をできるだけ抑える意味でも海外通販を活用するのも手でしょう。
ヘルメットやシューズや泥除け、タイヤ、チューブ等の補充品調達に海外通販を利用するのも手です。ランニングコストを安くできますからね。購入店との軋轢が産まれない程度に注意しながら海外通販を利用しましょう!
③については万が一に備えて欠かせないアイテムです。ロードバイクに限らず、ある程度速度に乗った自転車は走る凶器です。日ごろからどんなに注意していても、運悪く事故に見舞われる可能性は誰にもあるものです。
子供の安全を考えて、必ず加入するようにしてください。通学時の故障トラブルも考えるとロードサービス付きの保険がおすすめです。
学校に楽しく通う手段としてお気に入りの自転車を与えるのも学習意欲向上を図るいい機会だと思います。家族でよく話し合って、納得の行く通学自転車選びをしてください。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。