パナソニッククロモリの意欲作FRCC11が美しすぎる
管理人の偏見かもしれませんが、近年、ブリジストンと比べて、あまり精力的に活動しているように見えなかったパナソニックですが、2017年モデルでは目を見張るモデルを発表してきております。
クロモリフレームの新作、型式はFRCC11(※完成車の場合はORCC11)
どうでしょうか、このハッと目を奪われる美しいホリゾンタルフレーム、クロモリフレーム好きでなくとも、気になりますよね?
写真引用:パナソニック製品紹介ページ
スペックは以下のようになっております。
フレーム:クロモリ フォーク:カーボン
価格:フレームセット ¥200,000
重量(フレーム):1890g
価格:11速ULTEGRA完成車 ¥380,000
価格:11速105完成車 ¥340,000
重量:9.1kg タイヤ:-
決して超軽量というわけではありませんが、やはり目を見張るのはメッキされたラグの美しさ。このメッキ処理はアップチャージになりますが、随分と雰囲気が変わりますので予算に余裕のある方には、是非ともおススメしたい。
単なるメッキラグではなく、このモデルの新しさはラグがインテグラルヘッドの役割をかねた「インテグラルヘッドラグ」なる構造になっていることです。写真では判りにくいかもしれませんが、メッキ加工されたラグの直下にフォークが刺さっています。
フォークは同社のチタン製ハイエンドモデルに装着されるオリジナルモノコックカーボンフォークが採用されております。かなりマッシブな印象で軽さを剛性の両立を図った高性能フォークと思われますが、フォルムはかなりマッシブな印象です。
フォークもクロモリで構成された往年のクロモリフレームをお探しの方にはちょっと残念かもしれませんね。伝統の乗り味を守るのではなく、伝統を守りつつも走行性能を追求する日本メーカーらしい戦略なんです、これはこれで受け入れていきましょう!
もし将来的にクロモリフォークも選択できるようになったら、もっと多くのユーザーのリクエストの応えることができるので、パナソニックさんも是非とも検討いただきたいと思います。
アンカーのネオコットフレームに並ぶ名車になりうるか?
同じく日本が誇るブリジストンアンカーのネオコットフレーム。ネオコットはチューブをラッパ状に加工することでラグの役割を持たせた軽さを剛性を高次元で成立させた名車です。
走行性能もさることながら、その美しさに魅了された方も多いと思います
アンカーのクロモリロードバイク、ネオコット(NEO-COT)は一味違う。
今回のパナソニックの新作FRCC11はネオコットとはまた違った美しさから、大人気になる予感がします。
欧州御三家のクロモリフレームとは異なり技術面の差別化が武器となる国産クロモリフレームですが、今後の国内での反響がどのようなものか楽しみですね!
もちろんユーザーのニーズに細かく対応できるPOSシステム対応ですので、「ビルダーさんにフルオーダーを・・・」とは行かないまでも、自分だけの特別な一台をあつらえることができるの魅力ですね。
なぜ中高年になるとクロモリのロードバイクに魅力を感じるのか?
自分だけの一台を長く乗り続けたいとお考えに方にもぴったりの一台になると思います。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。