大人気の電動アシスト自転車、日本でもスポーツ性に振った電動アシスト自転車も登場し、徐々に趣味性を発揮してきておりますが、欧米の電動アシスト自転車は遥か上を行っているように思えます。
以前にビンテージバイクの雰囲気を醸し出した趣味性の高い「ARCHONT」を記事にしたことがありますが、今回紹介する電動アシスト自転車もやたらカッコいいですよ!
かっこいい電動自転車「ARCHONT」が趣味の極みといえる理由
その姿はまさにビンテージポルシェ
自動車好きの方も思わずはっとするようなデザイン、如何でしょうか?
あまりのカッコよさに「思わずバイクなんじゃないの?」と聞きたくなりますが、よく見てください。ちゃんとペダルが付いております。
センタースタンドもバイクのデザインよっては、こんなにも映えるもんなんですね。
こちらの電動アシスト自転車を作ったメーカーは「Vintage Electric」、ビンテージポルシェのレストアで有名なEmory MotorsportsのRod Emory氏とコラボレーションによって作られた逸品です。
ボディカラーにもこだわりがあり、Emory氏を象徴するシルバーメタリック塗装である「Carrera Silver」。ポルシェと並んでも違和感がありません、すごい!!
見た目だけではない、性能にも抜かりなし!
眺めているだけで3杯くらい飯を食べれそうな、驚愕の完成度ですが、こちらの「Outlaw Tracker」は見た目だけのバイクではなく、走行性能もきっちりとツボを押えた出来栄えとなっています。
動力となるモーターは3,000wのリアハブタイプ、その最高速度は約57キロとほとんど原付バイクの世界です。航続距離は約56キロとのこと。普段自動車で通勤しているような人もこの航続距離であれば「Outlaw Tracker」で通勤できそうですね。
この航続距離を支えるバッテリーはフレーム中央に配置されているのですが、ケースをバイクのエンジン風にすることで、全く違和感なく、きれいに纏め上げております。このあたりの気配りは日本メーカーも見習ってほしいですね。
フロントのかっこよいディスクブレーキはシマノ製と制動性能にも期待ができます。
50台限定生産、更には日本の公道走行不可
このカッコいい「Outlaw Tracker」ですが、限定生産で生産台数は50台、更に価格は6995ドル、400ccのバイク並みとちょっとお高い・・・。生産台数が台数ですので、この価格でも完売しちゃうんでしょうね・・・・。
お察しの通り、こちらの「Outlaw Tracker」ですが、そのままでは日本の公道を走行することは出来ません。公道走行に承認を得るにはなかなか高いハードルがありそうです。
海外の電動アシスト自転車には魅力的なものも多いので、日本の基準も緩和されて最小限の改造で「Outlaw Tracker」に走れるようになってくれれば良いですね。
以上、最後まで御読み頂きありがとうございました。