先日より、これまで愛用したセダンを売却し、自転車用トランポとして使い勝手のよい車に乗換えを検討中、今回はアテンザワゴンに決定するまでの経緯をレポートします。
できるだけ手出しは少なくしたいので、色々紆余曲折はありながらも、買取額一括査定を経て、最終的に大手買取専門業者に売却することにしました。
査定額そのものもお目当てのディーラーよりも30万円以上高かったので、結果的には大勝利だったのかなと思っております。
まぁ、このあたりは下取り車のメーカー、購入予定のメーカーの組み合わせによって、ディーラーでも、もっと頑張れるパターンもあるのかもしれませんが、幅広く検討する上では買取業者にも足を運んでみるのもおススメです。
上記のように買い替えの出費を抑えるためにも、多方面での検討をおススメなんですが、現在の車の売却先と欲しい車の購入先がバラバラになると、売却時期や納車時期、また空白期間の代車の手配など気を配らなければいけない条件も増えて、面倒なところもあります。
「面倒なことなできるだけしたくない!」、「足しげく通う時間はない!」と言う方は一つのお店で下取り~購入まで検討したほうがいいかもしれません。
新しい車は絶対にステーションワゴン!
さて新しく購入する車両はどれにするかですが、今回はトランポとして使い勝手を考慮して、ステーションワゴンに決めておりました。
ミニバンなどの車高の高い車で車内積みという手もありますが、それなりに場所を食いますので、ルーフ積みサイクルキャリア前提でステーションワゴンの組み合わせにしました。ルーフ積みサイクルキャリア前提だと、車高が高いと大変ですので、消去法でもワゴンになります。
今回ステーションワゴンに特に重視した点は以下です。
・安全装備が充実していること
・走行距離が少ない中古車
・乗っていて楽しい車
これらの3点を重視して車選びを進めました。
安全装備と走行性能が魅力のアテンザワゴンに決定
結論から先に申し上げますと、前項3項目を重視した結果、結局アテンザワゴンに決定しました。検討候補として上がった車両は以下の3つです。
①スバル レヴォーグ
②VW パサートヴァリアント
③マツダ アテンザワゴン
最近の高年式の車は安全装備が充実してきているので、どのメーカーを選んでも、それほど差異はないかもしれませんが、そもそも古い車だと安全装備がそろっていませんでの、高年式(1~2年落ち)くらいのモデルを選ぶことになります。
レヴォーグ、パサートは好みと予算の関係で落選
安全装備の代名詞となりつつあるアイサイトの宣伝が印象的なスバルのレヴォーグ。
国産のワゴン車がどんどん減っていく中、スバルさんはレガシィ全盛のころから欠かさずワゴン車をリリースしてくれているサイクリスト思いのメーカーさんです。
レヴォーグの特徴でもあるガンダムチックなデザインと、過去2回スバル車を検討した際に馬が合わない営業さんと出くわした苦い経験から、早々に脱落。
検討候補等と言いながらも机上のみで店舗に行って現車確認にも至りませんでした。
いかんですね、食わず嫌いは・・・w。
続きましては、EV社会に拍車をかけたVWが誇る高級ワゴン、パサートヴァリアント。
こちらの車は車体はかなり大きいのですが、VWお得意の過給ダウンサイジングの技術を盛り込んだ車です。最近でこそ2.0Lモデルが追加されましたが、日本市場向けの主力は過給機付きの1.4Lモデルになります。
高級と言うと「1.4Lエンジンでなにが高級だ!」とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、私自身、実際に試乗してみましたが、1.4Lエンジンでも十分な動力性能であることを確認しておりますので、それほど気になりません。
過給ダウンサイジングってなかなか凄い技術ですよ。
外車の中でも比較的早く安全装備を充実させてきたVW、上級グレードのパサートもなかなか豪華な装備です。
路上ですれ違うたびに目を奪われるような「流麗なデザインと広大なラゲッジスペース」、趣味を楽しむためのワゴンとしての魅力は十分。
装備的には売れ筋であるコンフォートラインではなく、ハイラインを狙っていきたいところですが、如何せん価格設定が高すぎて、中古車といえどおいそれと手が出ない価格になります。
そもそもゴルフヴァリアントほど売れているわけでもなさそうなので、タマも少なく、「走行距離が少ない上にお手頃価格」などという都合のよい条件をつけると、選択の余地がありませんでした。
デザイン・安全装備からアテンザワゴンに決定
さて最後はアテンザワゴンです。実は管理人は現車に乗る前は初代アテンザのワゴンタイプ(当時はアテンザスポーツワゴン)に乗っており、もともとマツダ好きです。4年前の現車検討時にもアテンザワゴンは候補に入れていたのですが、大柄な車体を上手く取り扱える自信がなく、却下にしておりました。
最近は高いデザイン性でブランド力も上がってきたマツダ、フラッグシップモデルのアテンザのデザインは今でも十分に新鮮で魅力的です。
「欧州車と勝負できるクオリティーである」といったレビュー記事も多く、走りの面でも期待できます。
一方、各レビュー記事でもマイナス評価となっている、「日本国内で使うには大きすぎる車体」ですが、実際に現車を見てみると。4年前ほど取り回しに抵抗感は感じませんでした。
どんどん大きくなる車ですが、運転する側も慣れてくるんですね、ある意味、人間に適応力の凄さと「慣れ」の恐ろしさを感じました。
2015年にマイナーチェンジ(MC)後に内装も随分変わりましたので、できればMC後を狙いたいところ。しかし色々と調べるとMC後といえども年次改良が進められているようで、2016年8月以降のモデルで衝突安全ブレーキが歩行者も検知できるようになったようです。
これまで無事故でやってこれましたが、老化による判断の衰えや運動神経の低下が心配でしたので、2016年8月以降のモデルまで限定した探すことにします。
高年式になると、タマ数が気になるところですが、2016年8月登録と2017年3月登録のデモカーが結構出回っており、新車購入ほどではありませんが、装備と色の選択ではそれほど困りません。最終的にデモカーあがりの車両を契約してしまいました。
注意したいのは「登録月はあくまで登録手続きをした月」ですので、きわどい時期だと年次改良が入っているかどうかがわからない。型式だけでは判断できないらしいので、年次改良された内容がきちんと反映されているかどうかを、お店によく確認したほうがよいと思います。
この点は多くのメーカー車を手広く取り扱う中古車屋さんよりも、ディーラー系の中古車屋さんのほうが、しっかり把握してそうなのでおススメです。
(補)最新のキャリアの進化に驚く
納車はまだ先なんですが、先行してサイクルキャリアの検討を始めています。
初代アテンザのワゴンタイプにはルーフレールがなかったので、ボディ直付けのフットにベースキャリアとスーリーのサイクルキャリアを装着していたのですが、3代目のアテンザはなぜかルーフレールが標準装備です。
なんとなく時代に逆行している気もしますが、パーツの選択肢は広がりそうなんで良しとします。
これまでのベースキャリアは左右両側のフットをバーが貫通しているものが普通でしたが、最新のベースキャリアはフットとバーが一体となったものもあります。
このタイプの凄いところはバーが両側に飛び出さないところ。
高さも低めに抑えられることから、見た目も非常にスッキリまとまりますし、空気抵抗の少なく、高速走行時に気になる風きり音も少なそうでよいですね。
昔のキャリアのイメージが強い私にとっては、結構衝撃的です。
キャリア購入は実際に納車されてからするつもり、取り付けに関するレポートは以下の記事をご覧ください。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。