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ロードバイク選びで注目すべきポイント
ロードバイクをこれから始めようという方々、カタログやネットの情報を見ながら、どのロードバイクを購入しようかと検討しているときは非常に楽しい時間ですよね。
「あのメーカーは有名だよね、このメーカーは軽いし速そうだ」などカタログやネットで色々と想像を膨らませる、この至福の時間、つまりロードバイクの選び方って凄く重要なことなんです。
いろいろ試行錯誤の結果、納得に行くバイクに出会えることが理想の結果ですが、これだけの情報が行き交うネット社会では情報の海に溺れてしまい、結果的に選び気力を失って、ロードバイク購入を諦めてしまうという悲劇的な状況に陥ることもあります。
今回はロードバイク選びに悩んでいる方々を後押しできるような管理人なりの考え述べ、ロードバイクの選び方の指針にして頂きたいと思いますので、よろしくお付き合いください。
ロードバイクの性能重視、性能価格比を考慮した選び方
自分の嗜好がどんなものであるかを、よく分析することも重要なポイントです。
アスリート的に自分の強技能力を如何なく発揮したいのであれば、ロードバイク選択のポイントは性能ということになります。おのずと最新、高グレードのモデルを選ぶことになります。このポイントを重視する場合の選び方はわりとシンプルです。
できるだけ高年式で高グレードのロードバイクを如何にして予算内で入手できるかが最大の課題だと思います。
フレーム素材してもカーボン、アルミやクロモリの選択はないと思います。かつては高嶺の花と言われたカーボン素材も技術開発が進んだ結果、価格性能比でもぶっちぎりの素材と言えます。
また各社のラインナップもカーボンが大勢を占めておりますので、多種多様のロードバイクの中から選択できるメリットも見逃せません。但しホイールと同様に千差万別のカーボンフレームの中でも良し悪しは必ずあります。本記事では失敗しないロードバイク選びとして、管理人の視点でにベストバイを提案していきます。
ロードバイクの速さはほどほどでも、個性を重視した選び方
車選びの際に周りのみんなが乗っていない車が欲しい、そういった想いから決して快適・便利ではないけど、味のある小型の輸入車なんかを好んで選ぶ人はロードバイクの希少性や歴史に魅力を感じる人かもしれません。
この志向の人は最新モデルや人気モデルに興味を持つよりも、クロモリモデルのように昔からラインナップされているモデルや、あまり日本に入荷されていないような希少ブランドを選ぶと満足度が高いかもしれません。
希少ブランドの場合ですと店頭に置いていないために実車確認ができない上に情報の少ないので、その中でのロードバイクのベストの選択は非常に困難、ちょっとギャンブルになる危険があります。
絶対的な性能でなく、希少性を追求する面ではブランドでなく素材選びを重視するものいい手段です。高性能モデルのほとんどはカーボンですので、味を求めるのであればクロモリフレームのモデルを選択するといいと思います。
もう一方でフレームオーダーという手段で、自分の体格や走りにぴったりのモデルを選択するという考えもあります。
但し初心者の場合は、自分がどういった走りを実現したいのか等の考えを上手く表現できないので、ビルダーとの打ち合わせがあまり実に成らない危険もあります。一台目をお探しであれば、フルオーダーがあまりおすすめ出来ませせん。
ロードバイクのコンポーネントの選び方
ロードバイクのコンポーネントですが、実質的にシマノ、カンパニョーロ、SRAMの3大コンポーネントメーカーからの選ぶことになります。こちらはどのメーカーが絶対的に優れるということはありません。
性能価格比重視であればシマノがおすすめ、フレームとの組み合わせによってはカンパ、SRAMのほうがかっこよく決まる場合もあります。
とくにカンパニョーロは特別なブランド力がありますので、クロモリ等の細めにフレームを考える場合は選択肢として検討したいところ。クロモリフレームにカンパであれば管理人のおすすめは何と言ってもアテナ、そのトラディショナルなデザインは唯一無二ですので、クロモリであればアテナも考えていただきたいです。
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「コンポーネントには最低どれくらいのお金を掛ければいい?」という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、管理人は後々のことも考えて、上位互換のあるコンポーネントを選んだほうが良いと思います。例えばシマノであれば105クラスを選ぶべきでしょう。
後は予算に合せてコンポーネントのグレードを選んでください。一般にはグレードの高いもののほうが、重量面のアドバンテージとシフトチェンジが気持ちよく決まるなどのメリットが享受できます。また見た目も高級感が出てきますので、所有欲の面も満たされます。
組み合わせるホイールの選び方
ロードバイクの走行性能に対して大きく影響するホイール、コンポーネントよりのホイールのほうが走りに対する影響は間違いなく大きいと思います。しかし完成車で購入する場合はコンポーネント無視で高級ホイールを履いた一点豪華主義のロードバイクなど存在しません。良いホイールがアセンブルされているモデルはフレームもコンポーネントもハイエンド仕様になっており、総額支払いはうなぎのぼりになってしまいます。
当然予算あってのことですので、高性能ホイールを狙っているのであれば後日買い足すくらいの気持ちでロードバイクを選んだほうが良いと思います。余ったホイールも練習用や固定ローラー専用などで十分に使い道は見つかります。
予算別おすすめロードバイクの選び方
できるだけお買得な情報をもとに紹介していきたいと思いますが、そもそも安全に高速走行ができるクオリティーを持つロードバイクはママチャリ等に実用車に比べて圧倒的に効果です。また非常安価に売られているいるものは「ロードバイク」と非なる、所謂「ロードバイクルック車」の場合は多いです。
低価格帯と言いつつも、きちんと「走る」・「曲がる」・「停まる」の3点は確実に実現できるレベルが必須ですので、それなりの価格帯からのご紹介になります。
始めて買うロードバイクにどれだけ予算を準備できるかは、各々のお小遣い事情もあるかと思いますが、初心者だからといってエントリーグレードから始める必要もありません。楽器を買うときはちょっと高めを買うと長続きするとも言いますし、気後れする必要はないのです。かといって高級バイクでないとロードバイクが楽しめないのかと言うとそういう訳でもありません、あなたの懐事情に合せて、無理の無い予算で買えばいいのだと思います。だって趣味なんですから。
それでも出来る限り出費を抑えて行きたいと考えている皆さんもいらっしゃると思います。
近年はインターネットの海外通販を利用すれば格安でロードバイク完成車を購入できる環境が整っていますので、それを活用しない手はありません。
国内で購入するよりも随分安価に入手することができるので、上記で述べたシマノ105仕様のものを選んでも、安いものであれば10万円ほどで入手できるという極めて嬉しい状態です。
予算10万円でのおすすめのロードバイク
こちらで紹介するモデルはコンポーネントはシマノ105を採用しており、10万円程度で購入できるロードバイクを紹介します。
これくらいの予算で105仕様のロードバイクをゲットしようと思うと、ブランドもそれなりに限定される上に、その入手手段は海外通販に限られます。
当たり前ですが、ロードバイクは一般のママチャリなんかに比べると高額、だって高速走行が可能という付加価値があるわけですから。ですのでロードバイクの購入するのであれば、それなりの対価を支払う必要があります。
「え、そんなことないよ、この間量販店で3万円で売っていたよ」という方もいらっしゃるやもしれませんが、ここで紹介するロードバイクは「走る」・「曲がる」・「停まる」が当たり前に安全に実現できるロードバイクです。
且つ将来のパーツグレードアップも考慮して、コンポーネントは最低でもシマノ105を装備したロードバイクを狙って行きたいと思います。
105が付いていればレースやイベントでの仕様に不満はないと思いますし、将来は上位グレードでパーツ互換性のあるアルテグラやデュラエースに換装することも可能です。
これらのパーツ換装も趣味のロードバイクの醍醐味ですので、それも満喫できるようにコンポーネントにはある程度の対価を支払ったほうがいいと思います。
では10万円という限られた予算で105仕様のロードバイクをどのように入手するかですが、国内の実店舗ではよっぽどのことでもない限り実現は難しく、やはり基本は海外通販前提になります。場合によってはBBやクランクセット等は105以外のパーツが付いてくる場合が殆どです。
やはり予算的にはぎりぎりのところ、ここは予算が約10万円、ほぼ105仕様とちょっと目標を緩和して探してみました。
TTバイク的な造形が魅力のBLUE AC1 AL105
まず最初にご紹介するのはアメリカンブランドであるBLUEのアルミ製ロードバイク。
BLUEとうブランドはカーボン技術を全面に出すマーケティングを展開しているようですが、これらの入門グレードではアルミフレームになるようです。
BLUE(ブルー)のロードバイクは第2のトレックになれるか?
好き嫌いはあるかもしれませんが、 このTTバイクっぽい造形が個性的で管理人は結構かっこいいと思います。
こちらはコンポーネントは基本シマノの105ですが、残念ながらクランクセットとブレーキ、チェーンはシマノの105グレードではありません(BBは不明)。
それでもFDやRDやデュアルコントロールレバーはシマノ105と押さえる所は押さえていますので、変速系でのストレスなどはなく快適に走れると思います。
【詳細スペック】
Frame: 6061 Aluminum Hydro-Form Triple-Guage
Forks: C4RDA Carbon Aero
Headset: FSA
Shifters: Shimano 105 5800, 22-Speed
Front Derailleur: Shimano 105 5800
Rear Derailleur: Shimano 105 5800
Crankset: FSA Omega Compact, 50/34T (Size XS-SM: 170mm, MD-ML: 172.5mm, LG: 175mm)
Cassette: Shimano 105 5800, 11-25T
Chain: KMC X11
Brakes: Aerus RC-481
Wheelset: Quantum AL-24
Tyres: Hutchinson Equinox 2 700x23c
Handlebar: Aerus DR-AL-210BT
Stem: Aerus TDS-507B
Seatpost: Aerus SP-129
Saddle: Aerus
さすがに予算10万円となると僅かな部分でコストを削ってきますね・・・。フル105仕様を狙いたいところですが、この辺が限界か・・・。
カーボンフレームが魅力のAzzuuri Forza Elite
お次に紹介するのはAzzuuri(アズーリ)ブランドの「Forza Elite」、価格は10万円をちょっと越してしまいます。すみません、予算約10万円ということでご勘弁を・・・・。
こちらの魅力はなんといっても、この価格でカーボンフレームのロードバイクに乗れることです。カーボンフレームがどんどん安価になってはきましたが、この価格で実現は驚異的です。
Azzurri【アズーリ】Forza Elite 105 仕様 カーボンロードバイク 2016
【詳細スペック】
Frame: HM Carbon 12K
Fork: Azzurri High Modulus Carbon with Carbon steerer (hand made)
Headset: FSA
Shifters: Shimano 105 5800, 22-speed
Front Derailleur: Shimano 105 5800
Rear Derailleur: Shimano 105 5800
Crankset: Shimano RS500, 50/34T (XS-165mm, S-170mm, M/L-172.5mm, XL-175mm)
Bottom Bracket: FSA BB30 cartridge bearings
Cassette: Shimano 105 5800, 11-28T
Chain: KMC X11
Brakes: Shimano R561
Hub: Shimano 105 5800
Spoke: Shadar 14G
Rim: Mavic CXP22
Tyres: Continental Ultra Sport II 700x23c
Handlebar: FSA Omega Compact (XS/S-400mm, M/L-420mm, XL-440mm)
Bar Tape: Velo
Stem: FSA OS168 (XS/S-90mm, M/L-100mm, XL-110mm)
Seatpost: FSA Gossamer, 31.6x350mm
Saddle: Prologo Kappa2 Pro STN
Weight: 8.76kg (size M)
こちらもフル105と言う訳には行かず、BB、クランク、チェーン、ブレーキにコストダウンの爪あとが見えます。上記のBLUEと同じく判りにくいところはコストダウンの対象となり、操作感など違いが如実にでる変速系のコンポーネントはしっかりと押さえにかかっております。良い意味で考えれば、可能な限りお求め安い価格を実現するためにメリハリをつけたとでも言えばいいのでしょうか。
いずれにしても、この価格でカーボンフレーム、ちょっとやそっとじゃお目にかかれない逸品であることは間違いありません。
予算10万円でも(ほぼ)105仕様は実現可能!
今回は購入手段も海外通販に限定した上で、(ほぼ)105仕様で予算を約10万円に限定して調査してみました。
予算の関係からおすすめできるバイクは限られてしまいましたが、ほぼ105仕様のロードバイク購入が無理ではないことがわかりました。
これを国内で購入しようと思ったら、一体いくらになるのでしょうね・・・。
海外通販での購入に抵抗がある人もいるかもしれませんが、最近では通販と言えど自宅に送ってくるわけではなく、店頭に送ってもらい実店舗で組み立て受け取りができるサービスもあり、今後のメンテナンス面でも安心感があります。
結論:予算10万円でも(ほぼ)105仕様のロードバイクはゲット可能!
少ない予算でも後悔しないロードバイク選びの指針として参考にしてください。
予算20万円でのおすすめのロードバイク
予算20万円なら有名ブランドも狙えて、満足度大!、上記の10万円から予算をぐっと上げて20万円予算枠でのロードバイクを検討してみます。10万円に比べると選択肢はぐっと広がります。コンポーネントも105仕様は当たり前でものによってはアルテグラ仕様も選べます。
予算に余裕があるのであれば、入門用といえども、これくらいの価格帯から選べれば満足度も高いと思います。ギターとかと一緒である程度初期投資をしたほうが継続するモチベーションにもつながりますしね。
趣味のロードバイクを楽しむ覚悟が試されるラインです。
ロードバイクの購入資金として20万円を用意することができるのであれば、ロードバイクの選択肢は随分と広がります。コンポーネントはシマノ105以上は可能で、場合によってはアルテグラ仕様も視野に入ります。
また在庫処分等のチャンスを上手く狙えればSRAM REDを装備したロードバイクを購入できる場合もあります。
【激安】SRAM RED仕様のロードバイク完成車が189999円
選択肢が大幅に広がる夢いっぱいの予算20万円ゾーン、それでは順番におすすめのロードバイクを紹介していきます。
弱虫ペダル今泉くんが駆るブランド、SCOTT(スコット) CR1
大人気のロードバイクマンガ「弱虫ペダル」で主人公のチームメイト今泉くんが乗っているSCOTT(スコット)も予算20万円で購入可能です。
SCOTTといえばスイスのブランドで、人によってはスキーのブランドというイメージが強いかもしれませんが、ロードバイクでも結構有名なブランドです。1986年頃から競技用自転車市場に参入し、古くはハンドルに取り付けるエアロバーなんかが有名ですね。ロードバイクだけでなくマウンテンバイクなんかも作っている総合バイクブランドです。
得意な素材はカーボンで特に軽量なフレーム作りと得意としております。
そんなSCOTTのCR1の105仕様で約15万円で購入可能、予算が5万円も余ってしまいますw
Scott CR1 20 105 11 Carbon Road Bike
見た目は非常にスッキリしたオーソドックスなデザイン、派手さはありませんが飽きが来なくて長く乗れそうです。
【詳細スペック】
Frame: CR1 Carbon / IMP Carbon technology / Road, Comfort geometry / INT BB
Fork: CR1 Carbon, 1-1/8″ Carbon steerer, alloy dropout
Headset: Ritchey Integrated
Shifters: Shimano 105 5800, 22-speed
Front Derailleur: Shimano 105 5800
Rear Derailleur: Shimano 105 5800
Crankset: Shimano RS500, 50/34T
Bottom Bracket: Shimano SM-BB7141
Cassette: Shimano 105 5800, 11-32T
Chain: KMC
Brakes: BR-R561
Rims: Syncros Race 27 Aero Profile
Hubs: Formula Team
Tyres: Schwalbe Lugano 700x23c
Stem: Syncros FL2.0
Handlebar: Syncros RR2.0 Anatomic
Seatpost: Syncros Carbon RR1.4
Saddle: Syncros Road Endurance
Weight: 8.26kg
完成車重量は8.26kgとこの価格帯では軽量な部類ではないかと思います。クランクセットやブレーキあたりにコストダウンの影響が見られますが、クランクはともかくブレーキは余った予算で105グレードへ換装してみるのもいいですね。
ちなみに以下のアルテグラグレードであれば価格は約22万円となります。カラーリングはちょっと明るめデザインとなります。鮮やかでかっこいいですね。7万円ほど高くなりますが、クランクやチェーンなんかもアルテグラグレードになり、仕様が豪華になっております。また重量もグンと軽くなって、完成車重量で7.66kg!!
予算が許す方はこちらも検討してみては如何でしょうか?
Scott Solace 20 Ultegra 11 Carbon Road Bike
渋めのブランド「Eddy Merckx」のカーボンロードバイク
お次はベルギーの玄人受けしそうな渋めのベルギーブランドである「Eddy Merckx(エディ-メルクス)」のロードバイクをご紹介します。ブランド名はいわずと知れた最強選手と名高いエディーメルクスが興したブランドです。
質実剛健なブランドイメージですが、昨今は他に有名ブランドと同じくカーボンバイクを積極的にリリースしております。そんなエディーメルクスの中でもミドルグレードに相当する 「Sallanches 64」を紹介します。
Eddy Merckx – Sallanches 64 (105 – 2016)
ちなみに、この末尾に64はメルクスがアマチュア世界選手権と制した1964年にちなんでいるとのこと。上記のスコットとはまた違って、カーボンならではの造形を活かしたシャープなデザインとなっております。
スペックはシマノの105で固められております。ミドルグレードながらフレーム重量は1kg以下なんですね、技術の進歩はすさまじいですね。
スペック詳細
ギア数: 22 フロントアクスルタイプ: 9mm QR ケーブル配線: 内部 モデルイヤー: 2016 フレーム: カーボンモノコック フォーク素材: カーボン フォーク: カーボンモノコック ステアラー: 先細 ボトルケージマウント: ダブル フロントディレイラーマウント: 直付け ドロップアウト: 交換可能なリアディレイラーハンガー ホイールサイズ: 700c (622) ホイール: Shimano WH-RS010 グループセットのメーカー: Shimano ブレーキレバー/ギアシフター: Shimano 105 フロントディレイラー: Shimano 105 リアディレイラー: Shimano 105 ブレーキタイプ: キャリパー ブレーキ: Shimano 105 レバー ブレーキキャリパー: Shimano 105 dual pivot チェーンセットタイプ: コンパクト チェーンセット: Shimano 105 FC-5800, 50-34T チェーンリングサイズ: 50T, 34T チェーン: Shimano 11スピード ボトムブラケット: Shimano BB86 カセット: Shimano 11-speed, 11-28T カセットの種類: 11-28T ハンドルバー: Deda RHM Zero バーテープ/グリップ: コルク ステム: Deda Zero シートポスト: Deda Zero サドル: Prologo K3 STN タイヤ: Continental Ultra Sport II 25 mm ペダル: ベーシックなフラットペダル付き 保証: フレームとパーツに 1年間 フレーム重量: 990gr/360gr (frame/fork) ロード: はい
残念ながら、ホイールは間違いなく鉄下駄ですので、先々のグレードアップに関してはホイール交換から取り組めばいいかと思います。
こちらもアルテグラグレードがあり、価格は20万円を若干超えそうな感じ。
Eddy Merckx – Sallanches 64 (Ultegra – 2016)
コンポーネントはその名が示すとおりアルテグラにグレードアップしております。但しホイールは相変わらず鉄下駄、上記の105モデルと同じくホイール交換が必須ですね。
105グレードを購入して差額をホイール代に充てたほうが結果的に速いマシンに仕上がりそうなので、フレームデザインが気に入れば105グレードを積極的に選ぶのも、良い考えかと思います。
COLNAGO(コルナゴ)のカーボンバイク、AC-R 105
続いてはイタリアの重鎮、コルナゴ、ロードバイクを始めた人にはあこがれにブランドです。
古くはアルミフレーム全盛期に、フルカーボンフレームであるC40をリリースし、ツール等の大レースでカーボンフレームの優位性を証明してきたカーボンフレームブームの先駆けを作ったメーカーでもあります。
そんなコルナゴのカーボンフレームのミドルグレードに相当するのが、今回ご紹介するAC-Rです。
数々のレースで実証されたジオメトリーをミドルグレードのフレーム設計にぶっこんでいますので、上位モデルのような軽量さはなくとも、ホビーレースでも十分に活躍できるシャープな走りは折り紙つきです。
基本フォルムがコルナゴのトップモデルであるC60に似ており、オーソドックスなデザインながらも、ライダーをその気にさせるデザインであり、かっこいいと思います。
上記の写真のホワイトカラーは清潔感もあって、おしゃれでもあります。
コンポーネントはシマノの105を中心に組まれていますが、ホイールやブレーキキャリパー等の一部のパーツにコルナゴの自社ブランドのものを使用しております。ハンドル周りはステムとハンドルバーはDedaを装備しており、フレームとのカラーコーディネイトも決まっております。
【詳細スペック】
ギア数: 22 フロントアクスルタイプ: 9mm QR ケーブル配線: 内部 モデルイヤー: 2016 フレーム: AC-R カーボンフレーム フォーク素材: カーボン フォーク: AC-R カーボンフォーク ステアラー: 先細 ボトルケージマウント: ダブル フロントディレイラーマウント: 直付け ドロップアウト: 交換可能なリアディレイラーハンガー ホイールサイズ: 700c (622) ホイール: Colnago Artemis CW28 グループセットのメーカー: Shimano ブレーキレバー/ギアシフター: Shimano 105 フロントディレイラー: Shimano 105 リアディレイラー: Shimano 105 ブレーキタイプ: キャリパー ブレーキ: Shimano 105 レバー ブレーキキャリパー: Colnago Xブレーキ 3 チェーンセットタイプ: コンパクト チェーンセット: Shimano FC-RS500 チェーンリングサイズ: 50T, 34T チェーン: KMC ボトムブラケット: Shimano カセット: Shimano 11 speed カセットの種類: 11-28T ハンドルバー: Deda RHM01 バーテープ/グリップ: コルクテープ ステム: Deda Zero One シートポスト: Colnago new AL サドル: Selle Italia X1 タイヤ: Vittoria Zafiro 700x23C ペダル: ベーシックなフラットペダル付き 保証: フレーム 2年保証, パーツ 12か月保証 ロード: はい
渋めにクロモリフレームという選択も
予算20万円であれば国内の店舗購入でもクロモリフレームの完成車の購入も可能です。おすすめはジャパンブランドの雄であるブリジストンアンカーのネオコットフレーム!
コンポーネントが105でフレームはネオコットスタンダードの組み合わせで完成車価格195000円、フレームサイズだけでなくカラーやロゴ、ネーム入れなどにも対応可能なオーダーシステム対応も嬉しいところ。
引用:ブリジストンアンカーHP
もう少し予算に余裕があれば、ネオコットプロのフレームで105コンポーネントに組み合わせで25万円で購入可能。5万円の予算オーバーですが、実店舗購入でもある程度のサービスが期待できますので、実質2~3万円オーバーに収まるのではないでしょうか。
当時の最高技術を投入したネオコットフレーム、ロードバイクブランドと言えば欧州という感覚がありますが、ネオコットは世界に誇れる日本の技術、クロモリを狙っているのであれば是非とも候補に入れたいところ。
アンカーのクロモリロードバイク、ネオコット(NEO-COT)は一味違う
クロモリフレームであれば流行に惑わされること無く、長く乗り続けられることも魅力にひとつ、ひとつのフレームを愛でて行きたい方にはクロモリという選択肢もおすすめ
予算30万円でのおすすめロードバイク
予算30万なら本格的なロードレーサーも入手可能!
予算30万円は最早一般人には理解できない価格帯のロードバイクを購入できます。この金額を準備できる方はもう既にロードバイクという魔物にとりつかれているのでしょう。
これくらいの予算があると、かなりのグレードのロードバイクが手に入ります。どれを選んでも大きな満足感が得られると思います。しかし予算30万円と言えども、コンポーネント最高峰という頂きにはまだ手が届かずに、概ねアルテグラグレードが中心になるようです。
といってもアルテグラであればポテンシャルは十分なので、実際のレースやイベントの結果を機材にせいにはできないレベルですけどね。
高い性能と洗練されたデザインが魅力のデローザアイドル
ロゴに含まれるハートマークがオシャレに女性にも人気のデローザ、そのデローザの中でも中核を担うモデルがIDOL(アイドル)です。
De Rosa Idol Ultegra 11 Carbon Road Bike
その名が示すようにデローザのラインナップの中でもとりわけオシャレなイメージが強く、デローザの洗練されたオシャレなイメージを牽引するモデルとなっております。
アルテグラ11S仕様で海外通販であれば26万円程度で入手が可能となっており、大変お買得度が高いモデルと言えます。カラーも3種類ラインナップされており、お好みでお選びくださいい。青と白をこよなく愛する管理人のおすすめのカラーは上記の「Matte White Blue Sky」、涼しげなカラーリングが爽やかでお気に入りです。
スペック詳細は以下
Frame: Super High-Modulus carbon fiber
Fork: Super High-Modulus carbon fiber
Headset: De Rosa
Shifters: Shimano Ultegra 6800, 22-speed
Front Derailleur: Shimano Ultegra 6800
Rear Derailleur: Shimano Ultegra 6800
Crankset: Shimano Ultegra 6800, 50/34T
Cassette: Shimano Ultegra 6800, 11-28T
Chain: Shimano Ultegra HG701
Brakes: Shimano Ultegra 6800
Wheelset: Fulcrum Racing 5 LG
Tyres: Vittoria Zaffiro 700x23c
Handlebar: FSA Omega
Stem: FSA Gossamer
Seatpost: FSA Gossamer
Seat Clamp: De Rosa Alloy
Saddle: DDK Race Pro-Excel
Weight: 7.9kg (size XS)
引用:De Rosa Idol Ultegra 11 Carbon Road Bike紹介ページ
こちらも付属のホイールはやや重めも物になっておりますので、購入後にホイールのグレードアップをおすすめします。走りに一段と磨きが掛かります。
アルテグラDi2、ディスクブレーキの最新装備のKuota Khydra
アルテグラDi2、前後にディスクブレーキといった最新装備を装着して30万円という驚きの案件もあります。
ブランドはもう日本でもすっかり定着した「Kuota(クォータ)」、国内購入では想像できない値段となっております。デザインはディスクブレーキ装着を前提としているためか、マッシブな印象、重量面ではちょっと重めの印象です。
Di2やディスクブレーキといった最新装備を満喫したい方にはおすすめのバイクです。
詳しくはこちら
【激安】アルテグラDi2、ディスクブレーキ等最新装備満載で30万円
伝統のブランド、Bianchi(ビアンキ)という選択も
最も歴史のあるブランドのひとつとして根強い人気のビアンキ。こちらも30万円の予算があればカーボンフレーム+アルテグラ11Sでの完成車を入手可能です。
カラーリングはチェレステという印象が強いビアンキですが、最近ではブラック等のモデルもラインナップされており、ユーザーの好みの多様化にも対応する姿勢を見せています。
昔からのビアンキのイメージを大切にしたいのであればチェレステを狙いたいところ。
詳しくはこちら、根強い人気のビアンキのカーボンバイクがお買得
名作アンカーのネオコットという粋な選択
予算が30万円であれば、アンカーのクロモリフレームの名作ネオコットフレームのセミオーダーも可能です。定価ベースで25万円、フレームカラー、ロゴ、ネーム入れ、ハンドルやステム長などをユーザーのお好みでチョイスが可能です。
メインコンポーネントはシマノ105仕様、以前はアルテグラ仕様もあったのですが、完成車のラインナップでは105仕様のみとなっております。
コンポーネントに拘りたいのであればフレーム単体でも16万円で入手可能ですので、フレーム買いでアルテグラをチョイスしても、各パーツで贅沢をしなければ、ぎりぎり予算内に収めることも可能かもしれません。
何と言っても日本が世界に誇るクロモリの名作であるネオコットフレームが楽しめるのが最大に魅力、もしアルミやカーボン素材の台頭がなければ世界の頂点に立っていたのはネオコットであったかもしれません。
性能だけでなく、フォルムの美しさも魅力、同じクロモリの名作と言われるコルナゴのマスターXライトやデローザのネオプリマート、チネリのスーパーコルサとは一味違い造形をまさにクロモリのオンリーワンです。
上記のイタリア御三家のクロモリフレームは定価ベースではありますが30万円ほどすることを考えると、ネオコットは割安としか表現しようがありません。それでいて安物という感じがしないのが、ネオコットに魅力なんでしょうね。
コンポーネントはアルテグラは当たり前、もののよってはDi2仕様だって狙えます。レースやイベント用に使用しても全く不満は出てこないレベルですが、この価格帯を狙う方々はノーマル仕様では満足行かないジャンキー状態になることは間違いありませんので、追加の補正予算が組まれることでしょう。
予算40万円でのおすすめロードバイク
予算40万円を準備できるあなたは、ロードバイクというなの底無し沼にはまっているかもしれません。決して不幸なわけではありません。それだけロードバイクに愛情を注いでいるわけですから!
予算40万円あればコンポーネント最高峰も夢ではない!、「愛されるよりも愛する」の精神でいきましょう。
予算40万円はロードバイク沼に陥ることを覚悟した初心者にとってもハードルが高いかもしれません。管理人も最初のロードバイクは30万円程度に甘んじました。
コンポーネントの選択でビビッてしまってアルテグラ(Ultegra)どまりだったんですよね。シマノはコンポーネントの根付けが上手く、105よりちょっとお金を出せばもう一つ上のグレードであるアルテグラに手が届く。しかしアルテグラを欲するユーザーは潜在的に最高グレードが欲しいという欲求が隠れていますので、遅かれ早かれデュラエース(DuraAce)に手を染めてしまうのです。
管理人もご他聞に漏れず、アルテグラコンポーネントの自転車を購入後、DuraAceにしてしまいました。その際はフレームまで新調して・・・。
予算40万円あれば、搭載コンポーネントのグレードもぐっとあがり、DuraACe等の最上級のコンポーネント搭載のバイクやDi2等の電動コンポ搭載のロードバイクも購入可能ば価格帯になってきます。
では予算40万円で購入できるロードバイクを見てみましょう。この中には憧れのDuraAceを装備したバイクも含まれております。
DuraAce装備の軽量カーボンモデルScott Solace
軽量フレームで人気のスコット(Scott)、大人気マンガの「弱虫ペダル」で主人公のチームメイトの今泉くんが駆るバイクのブランドがスコットです。
こちらはコンポーネントがデュラエースということもあり、完成車で7kgちょっとに仕上がり超軽量モデルとなっております。
Scott Solace 10 Dura Ace 11 Carbon Road Bike
最近のカーボンフレームにしては細身の形状が体にやさしそうで、如何にもコンフォートモデルという感じですが、上記のスペックが示すようにガチンコのレースでも十分に通用するバイクであると思います。
詳細については以下の【激安】Scott(スコット)のSolaceがデュラエース装備で格安でも紹介しておりますので参考にして下さい。
エアロダイナミックを追求したデローザ、SK Pininfarina
日本でも大人気のデローザ、ハートマークが可愛らしく女性にも受けがよいブランドです。そんなデローザのモデルの中でも男っぽいデザインの「SK Pininfarina」。
「俺のデローザは一味違うんだぜ!」と主張したい方におススメしたいモデルです。
De Rosa SK Pininfarina Ultegra Di2 11 Carbon Road Bike
リアタイヤにフィットしたシートチューブの形状が風を切り裂くエアロダイナミクスを想像させます。TTバイクのようなテイストに好き嫌いが分かれるかもしれませんが、重量もなかなか軽量でマスドロードとしても十分なクオリティーを誇るバイクであると言えます。
DEROZA SK Pininfarina(ピニンファリーナ)は買って後悔しないロードバイク
Frame: De Rosa Superking Full Carbon 107% 24T + 58.1% 30T + 24.3% 40T + 6.9% 60T
Fork: De Rosa Superking Full Carbon
Headset: De Rosa, Carbon Top
Shifters: Shimano Ultegra 6870 Di2, 22-speed
Front Derailleur: Shimano Ultegra 6870 Di2
Rear Derailleur: Shimano Ultegra 6870 Di2
Crankset: Shimano Ultegra 6800, 50/34T
Cassette: Shimano Ultegra 6800, 11-28T
Chain: Shimano Ultegra HG701
Brakes: Shimano Ultegra 6810
Wheelset: Easton EA70 SL
Tyres: Vittoria Zaffiro Pro Slick 700x28c
Handlebar: Easton Aero
Stem: Easton EA50
Seatpost: De Rosa Superking Carbon
Saddle: Prologo Kappa Pro STN
Weight: 7.42kg (size M)
Battery: Shimano SM-BTR2, bult-in type
Battery Charger: Shimano SM-BCR2 and USB cable for charging
価格面ではアルテグラDi2装備で約40万円、同コンポーネント使用のデローザアイドルに比べるとやや高めですが、人気で勝るアイドルに比べると希少性が所有欲を満たしそうです。
【激安】デローザ アイドル、Di2アルテグラ仕様で特価324999円
魅惑のチタンのオーダーフレーム、Panasonic ORT19
これまで海外製品ばかりを紹介してきましたが、予算40万円あればチタンフレームのカスタムオーダーバイクも入手可能です。
こちらは国内大手マスプロメーカーの代表格であるPanasonicのチタン製ロードバイクORT19。チタンならではのメタリックな仕上げがカッコよく、素材面でのプレミアム感に加え、カスタムオーダーならではの自分専用の仕立てが所有欲を満足させてくれると思います。
レース用フレームの素材としては一線を退いたチタンフレームですが、個人で楽しむ分にはまだまだ十分な性能があります。
速さにはそれほど興味がなくなり、味わいを求めたいという貴方、一生ものといわれるチタンフレームを堪能されていは如何でしょうか?
こちらはアルテグラ仕様で385000円(税抜)~、105仕様で345000円(税抜)~となっております。
完成車購入後のおすすめ追加パーツ
上記のいずれの価格帯のバイクを購入しても、必ず追加で購入して欲しいパーツはホイールです。残念ながら予算40万円を割いたとしても、付属のホイールはそれなりもものでしかありません。走りのレベルをアップさせるためにも、是非ともホイールの追加購入をおすすめしたい。
ホイールに関しても価格別のおすすめ品を紹介しておりますので、以下の記事を参照ください。
ホイールは交換がとっても簡単なパーツでもあるので、実店舗でも購入に拘る必要はないと思います。インターネット通販を積極的に活用しましょう。
できれば海外通販サイトを利用することをおすすめしたい。国内ではなかなかお目にかかれない価格で入手が可能です。
海外通販サイトとっても、Wiggleやサイクリングエクスプレスはサイトの日本語化が進んでいますので、使い勝手が国内の通販サイトと変わりません。これを機に会員登録をしておくことをおすすめします。
以下の記事で登録方法を紹介しておりますので、参考にしてください。
【サイクリングエクスプレス】アカウント作成から支払いまでの手順
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。